コミック読書レポート #こみれぽ

ミッシェル・Ｋ・デイヴス、膝丸 燈、アレックス・Ｋ・スチュワート、柳瀬川 八恵子、４人を捕虜とし、劉 翊武班長と合流を図ろうとする爆 致嵐でしたが、向かう先をテラフォーマーにふさがれてしまいました。それでも自信からか顔色一つ変えず、テラフォーマーに戦いを挑む爆、いよいよ戦闘開始です。

何千匹いるんだよ！！

次々と襲いかかってくるテラフォーマーを、M.O.手術の変態なしに蹴散らしていく爆でしたが、向こうからは迫り来るのは無数のテラフォーマーでした。その圧倒的な数を前に、燈が「何千匹いるんだよ！絶対に無理だ！！どう見ても爆弾が必要な数だ！たとえ俺らが変態したってー」と思うほどでした。

優先順位

「あーやっぱ無理かも」とあきらめを口にした爆はとんでもない行動にでます。脱出用のボタンをはね、八恵子を高速脱出機から放り出し、ゴキブリの密集を妨げる「拡散フェロモン」をを詰めた容器を振りまきます。

とある実験によれば、テラフォーマーが狙うものには優先順位があり、道具を持っているヤツ、一人でいるヤツ、怪我をしてるヤツ、そして女性だそうです。だから八恵子は囮だと、爆は平常な顔で言ってのけました。そしてその思惑通り、テラフォーマーの気が八恵子へと向かいます。

打算

「･･･や･･････、やだ･･････」と涙を浮かべながら放り出される八恵子･･･、そこに飛び出したのはアレックスでした。「あ･･･あぁ･･･、アレックス･･･、あんた･･････、何で･･････！」と八恵子は「あんたー、生身じゃんかよオォー！！」と無謀にも変態が解けたまま自分を助けに来たアレックスを心配していました。

「打算だよ。『ここで飛び込まなきゃカッコ悪い』ってな･･････。おかしいよな･･････、変態できなきゃ足手まといたってのに･････････。誰か見てる訳でもないのに･･･」と言うアレックスでしたが、最後には「お前が見ていた。だからつい･･････カッコつけちまった･･････。」と、八恵子への想いを打ち明けていました。

守る

「お前だけでも逃げてくれ･･････」というアレックスを抱き寄せ、八恵子は「大丈夫だよ･･････、アレックス･･････、大丈夫･･････」と言葉をかけた八恵子は、薬をとりだし、涙を浮かべながら「ここには･･････、あんたを守る人も･･･、ちゃんと居るよ･･･！」と決意をあらわにしていました。

ついに八恵子の特性が明かされそうです。そして八恵子とアレックスはこの包囲網を無事に突破できるのでしょうか！？今回の第８７話は、週刊ヤングジャンプ No.14 特大号 – 2014/3/20号（2014年3月6日発売） に掲載されています。