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テラフォーマーズ 第88話 [MIGHTY HEART 愛と正義] の感想【テラフォーマーズ】


裏切り者である中国・アジア第四班の爆 致嵐により、テラフォーマーの大群への囮として放り出された柳瀬川 八恵子と、薬もなく負傷もしつつそれを追うアレックス・K・スチュワートでした。もはや絶体絶命の2人、アレックスを守ると誓い人為変態を試みる八恵子でした。

八恵子の能力

マーズランキング98位、戦闘向きではない哺乳類型の能力、その能力の哺乳類名まではあかされませんでしたが、『防衛』として働く『これ以上近づきたくないと思わせる臭い』でした。全テラフォーマーの足が止まったその隙に、せめてもと、足を引きずりながら通常任務(プランα)用の小型航空機まで移動を試みる八恵子とアレックスでした。

あと少し・・・!

小型航空機まであと数メートルのところで、八恵子の腰の辺りを何かが貫通しました。倒れ込み「痛い・・・!痛い・・・・・・!!!!」と叫ぶ八恵子、それは投石でも銃器でもなくテラフォーマーが得た能力でした。1人テラフォーマーの攻撃を突破しようとしていた爆も腕に同じ攻撃を受けていました。

バグズ手術!?

この能力、これまでのバグズ2号計画のバグズ手術を盗んだものとは違いました。リーのミイデラゴミムシの能力かと一瞬思いましたが、鱗状になりヒレもついている様な腕を見ると、どうやら M.O.手術の特性である様にも見えます。

爆も「??・・・・・・・・・・・・、あんな虫・・・、”バグズ2号”には・・・・・・・・・」と戸惑っている様子でした。アネックス1号乗員の特性が早速奪われたのか、或いは事前に何者かによって横流しされたのか、ますます脅威が増えたのかもしれません。

100,000,000 VS 30

敵(テラフォーマー)は億にも達する程の大群、一方で30あまりに減ったアネックス計画の乗員(人間)、もはや絶体絶命でした。絶望を浮かべるメンバー達・・・、ミッシェル・K・デイヴスの「クソッタレ・・・・・・、こんな時・・・・・・、こんな火星の・・・、どこで何をしてんだよ・・・、・・・・・・、・・・ジョー・・・」という想い・・・

それに応えるかの如く、八恵子とアレックスに迫るテラフォーマーを一刀両断。「・・・あっ・・・・・・、・・・え・・・?な・・・なんでここに・・・・・・」と言う八恵子の言葉に、「なに・・・・・・、美しい愛に、呼ばれてね。」とついにヨーロッパ・アフリカ第六班の班長 ジョセフ ここに見参です。

ドイツ・南米第五班が全滅させられたテラフォーマーの大群をたった一人で無傷で仕留めたジョセフの力に期待しましょう。今回の第88話は、週刊ヤングジャンプ No.15 特大号 – 2014/3/27号(2014年3月13日発売) に掲載されています。

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