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テラフォーマーズ 第32話 [TOO SAD TO DIE 死神の肉声] の感想【テラフォーマーズ】


週間ヤングジャンプ3+4号に掲載の第32話 [TOO SAD TO DIE 死神の肉声]を読んでの感想です。

迫り来るテラフォーマー

つながった

第28話で地に座り込むアドルフとその姿に涙を流すエヴァが描かれていました。29話からは、少し巻き戻ったシーンで、第2班からアネックス本艦を目指せという指示を受けたり、その途中でテラフォーマー達に囲まれたり、彼らと死闘を繰り広げたりとアドルフ達ドイツ・南米第五班の勇姿が描かれていました。そして32話にしてついに、28話で見たあの時の光景を目の当たりにすることになりました。

アドルフ、薄れゆく意識の中で・・

地に座り込み薄れゆく意識の中でアドルフは、M.O.手術の実験台にされていた幼き頃を思い出し「ああ…利用されるだけの人生だったなぁ…」と生い立ちを振り返っています。そして「エヴァ…イザベラ…みんな…ゴメンな……もう、ダメだ…」と死を目前としたアドルフの前に高速脱出機に避難していた非戦闘員達が盾となり迫り来るテラフォーマーの大群に網で挑みます。

おれたちが助ける!

勝てる相手ではない・・・

非戦闘員達も自分が戦ったところで勝てないことは分かっていました。「エヴァっ!!!班長を連れて逃げろ!!!」と。アドルフへの感謝と見捨てて逃げることはできないという班員達の想いに対してアドルフは「違うんだよ…お前らが逃げろよ…オレはもうー」と消えゆく心の中で呟いていました。

絶望、だがその時・・

テラフォーマーに網さえも奪われ次々と捕らえられていく仲間達、それでもなお「エヴァ…!力の限り逃げて…ッ!!班長と…」と必至に叫び続けます。一方、意識を失った班長を引っ張るエヴァは「冷たい…班長っ…やだ…ッ 心臓が…ッ いやだよ班長ぉ… やだよぉおお!!」と絶望の涙を流しています。

だがその時、 無意識のアドルフの意識に一片の想い出が走り抜けます。「……何だ?『あの日』か…」…それは彼女と訪れた『生き物ふしぎ博物館』的な施設でのワンシーンでした。「生き物…特にお魚。好きなの?フツーは電気ウナギの発電の仕組みなんてしらないよ!」と訪ねられたアドルフは自分の身に施されたM.O.手術のベース「電気鰻」とこれまでの生い立ちとに重ねて「好き……?考えたことなかったな…」と振り返り、「別に望んだ訳じゃないけど、そうやってオレの人生と関わったやつは何であれ好きだよ。」と答えを導きます。その答えがまたここで、アドルフの生きる意志を呼び覚ましました。

待ってろ!今助ける!!

アドルフ再始動

叫び声、大量の電撃と共に意識を取り戻したアドルフ、自分自身と捕われた仲間達に「悔しい…悔しいよなぁ…お前ら……」と語りかけ、「待ってろ…ッ 今助ける…!!」と力強く立ち上がりました!ついにアドルフのマーズ・ランキングも明かされました。次回、アドルフが再びテラフォーマーと激突します!!

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