テラフォーマーズ 第29話 [STORMY RADAR 嵐の予感] の感想【テラフォーマーズ】
週間ヤングジャンプ53号に掲載の第29話 [STORMY RADAR 嵐の予感] を読んでの感想です。
それは1時間前のこと
アネックス本艦へと急ぐドイツ・南米第五班(アドルフ)
YJ前号で大ピンチに陥っていたアドルフを班長とするドイツ・南米第五班でしたが、その1時間前のこと、ミッシェル副長を班長とする日米合同第二班から無線で「至急アネックス本艦を目指せ」との指令を受けていました。ミッシェルの指示の中に「中国やロシアよりも早く」というセリフがあったのがひっかかります。中国は未知数ですが、ロシア班ってそんな悪い人はいなそうですが・・・。
アドルフの能力は!?
その能力は何であるか、M.O.手術(モザイク・オーガン・オペレーション)のベースが何であるか、そしてマーズランキングは何位なのかは明らかにされませんでしたが、レーダーよりもゴキブリを早く察知し高速脱出機の舵を取る程の能力を秘めている様です。高性能レーダーを持つ生物ってなんでしょうね。。バグズ手術と違い昆虫だけでなく動物、植物なんでもありなM.O.手術だけに予想は困難です。
中国・アジア第四班全滅
先週、先々週から四班とみられていた謎の焼死体でしたが、アドルフも中国が全滅したと判断し、二ッシェルに報告を入れていました。「ただのゴキブリの仕業ではない。人間から裏切り者がでたか、火器を得たゴキブリがいるのかも。」とアドルフは付け加えています。
はたしてこの過酷な火星ミッションの中で人間側に裏切り者がいるのでしょうか?でもアネックス1号本艦は火星に着く前にテラフォーマーに襲われましたし、アネックス1号乗員ではなく U-NASA の中に裏切り者がいて手回しをしているのかもしれません。
四班の高速脱出機と接触
通信でミッシェルからの指令を受け、高速脱出機でアネックス本艦へ向かおうとするアドルフらドイツ・南米第五班、その直後第四班のものと思われる高速脱出機に突っ込まれてしまいました。身動きを封じられたアドルフらの前に現れた銃を持つテラフォーマー、そして第四班の高速脱出機内からもガタイのいいテラフォーマーが姿を現しました。そのテラフォーマーを指し「あの無灯火運転のデブから四班の脱出機を奪え」と、アドルフは戦闘員であろう女性「イザベラ」に指示を出します。そしてアドルフ自身も「向こうのどう見ても300匹近くいるのは、オレが相手しよう。」とすごい自信です。アシモフが「タスマニアン・キング・クラブ」の能力でマーズランキング3位と言うなら、アドルフは1位でもおかしくないのでは!?
しかし・・・
イザベラとアドルフの不安なくテラフォーマーに立ち向かう姿、しかし先週の展開でアドルフが窮地にたたされるであろう事は間違いありません。それに先週号にイザベラは姿すら見せていないので彼女の安否も気になります。
もしかして、先週号でエヴァが涙を流している相手はイザベラで、アドルフが座り込んでいるのも彼自身が瀕死というわけではなくイザベラに対してのもので、怒りも加わり一気に残るテラフォーマー達を撃破するという流れだったりするのかもしれません。とにかく、未だアドルフに死んでもらっては困ります。。