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テラフォーマーズ 第28話 [DEMON’S NIGHT 夜と暗雲] の感想【テラフォーマーズ】


週間ヤングジャンプ52号に掲載の第28話 [DEMON’S NIGHT 夜と暗雲] を読んでの感想です。

火星に訪れる夜

迎える闇、やはり中国・アジア第四班は全滅したのか!?

ついに火星に降り立って初めての夜がやってきました。先週の最後、夕闇に「Liu Yiwu 4th divisian」と書かれたタグを付けた中国・アジア第四班の劉 班長と思われるミイラ化した様な遺体が描かれていましたが、今回も冒頭でアップで描かれていました。ミイラかよりむしろ焼死体といった感じでしょうか。ただ、それには触れられず、迫り来る「夜」への不安が語られていきます。

「夜には備えなければならない」

「夜に備える」は近代地球での鉄則であり、現代の戦争においても連日連夜戦う兵士のケアが重要な課題であり、本来ならば日没前に夜営に備えた陣を築くべきだと言います。m.o.手術(モザイクオーガン手術)により肉体強化されたアネックス1号乗組員達であっても例外ではありません。

危機を脱した各班が備える夜

アシモフ率いる ロシア・北欧第三班は、謎のミッション遂行も兼ねて、目指してきた火星のピラミッドの入り口を探し始めました。ミッシェル率いる日米合同第二班は、故障した高速脱出機の修理を終え、SOSを発していた小町小吉艦長率いる日米合同第一班との合流を目指します。アレックスや、ヤエコを始めとする二班の非戦闘員達は高速脱出機の中で床につきます。

笑いも忘れない

こんなシリアスな状況下でも読者の笑いを忘れていません。何も身に付けていない腕を見て「マズいな、もうこんな時間か」と言うアシモフに、姉エレナのまねをしたイワンが「何を見て言ってるんですか。なんぼ蟹さんでも腕時計まで生えてきませんよ。」と言い周囲の反応を困らせたり、膝丸燈がミッシェルの着替えを覗きたいがため見張りをするヤエコに「地球に帰ったら5万払うので見なかった事にして欲しい。」と言っていたその5万を手にした夢を見ているのか、ヤエコは「うーん。何?大トロ?時価?いいわよー。好きなだけいっちゃってよー。ウヘヘ」と寝言を言っています。

地球のゴキブリは夜行性

ミッシェルの抱く不安

第一班との合流をめざして移動を続けるミッシェル率いる日米合同第二班ですが、全くゴキブリ(テラフォーマー)と遭遇しない状況に、ミッシェルが不安を覚えます。「地球のゴキブリ同様にテラフォーマーが夜行性だとすると、日没前の襲撃は単なる”夜間偵察”程度のもので、今ごろ何処かの班が戦略的に攻撃されているかもしれない」と。そしてその不安は見事に的中してしまいます。

テラフォーマーの大群が押し寄せる

次のコマで数えきれない程のテラフォーマーの大群が描かれていました。迫るのも大量ですが、同時に大量のテラフォーマーが横たわっている描写もあります。おそらく何班かが交戦中の模様です。そのままの流れで回想シーンに入ります。とある女性が男性に寄り添い「今まで生きてきて、今日がいちばん幸せ。」と語りかけています。語りかけられている相手はアドルフでしょうか!?

絶体絶命

そしてページをめくると涙を流し必至に声をかけているエヴァの姿、そして意識を失っているのか地に座り込んでいるアドルフの姿と続きます。やはりドイツ・南米第五班のアドルフ班長。一見冷たい様で家族思いの暖かい男。それもあって突如差し込まれた回想シーンとその後のエヴァの姿にはアツくさせられます。それにアドルフがこんなに早くピンチにさらされると思っていなかったので不安でなりません。

もはやどうすることもできないのでしょうか!?エヴァがU-NASAに連れて来られたあたりで、エレナが「ドイツの手術リストに非常に難度の高いベースが・・・」と発言していました。それはエヴァのことなのでしょうか、そしてエヴァ自身はその能力について気付いていないとか!?エヴァがこの窮地を脱してくれると信じています!

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