PR
検索

東京喰種 第114話 [絡身] の感想【東京喰種】


なんと東京喰種がアニメ化大決定だそうです。詳細は今後のヤングジャンプで随時発表されていくそうです。 今回の物語は、なんともミスマッチな月山 習と笛口 雛実のツーショットからスタートです。月山の矛先がヒナミに向いたのかがとても気になるところです。

外出していたじゃない・・・

「そうだ、リトル・ヒナミ。僕とティータイムでも?」とヒナミに近づく月山に、ヒナミは「でもお兄ちゃん(カネキ)が外に出ちゃ駄目だって・・・」と誘いを断ります。少し前にカネキとは高槻泉のサイン会にまで行ったのに、カネキの独占欲はどんななんだと疑ってしまいます。

月山は、「ずっと室内では息が詰まるだろう?大丈夫!僕が一緒なら安心さ!」とヒナミを連れ出すことに成功します。ヒナミはたった一人で留守番!?せめて、万丈とその側近達くらいは居て月山を止めなかったのだろうか・・・

喫茶店

月山がヒナミを連れてきたのは、とある喫茶店(「あんていく」ではない)でした。「なつかしいよ。以前カネキくんと二人で来たものさ。」という言葉から会話が始まり、ヒナミは「最近のお兄ちゃんはずっと辛そう・・・」と心配事を口にしていました。

意気投合

同じ事を思っていたと言う月山は、「どうだろう?ここは僕たちでカネキくんを元気づけてあげるというのは?」と持ちかけます。「ぜんぜん役に立てていない」と方を落とすヒナミを励ます月山は、最後に「僕たちが力を合わせて・・・、カネキくんを”ドルチェ”な青年にもどしてあげよう!」提案し、具体的プランに移ろうというところで、「失敬、すこしレストルームへ」と月山は席を外しました。

月山の企み

トイレで月山は「周りからゆっくりと籠絡してやるさ・・・」と企みをあらわにしていました。その時に月山が頭の中で思い浮かべていたのが、”He that would the daughter win — must with the mother first begin … 「将を射んと欲すればまず馬を射よ」” という言葉。

どうやら月山は、ヒナミのところからカネキに迫るつもりの様です。が・・・、月山だってカネキの側近だし、そんなまどろっこしいことしなくても・・・と思ってしまいますが。

ヒナミちゃん!

月山が席を外したのを見計らって「ヒナミちゃん」と迫ってくる一人のひとがいました。その人物は、人気作家の高槻泉、ついこの間にヒナミとカネキがサイン会に行った作家さんです。「今日はカナキ(サイン会で使ったカネキの偽名)さんといっしょ?」と声をかけてきました。なんでも、その喫茶店は高槻泉のホットスポットらしく、ネタ固めをするときなどでたまに利用するのだとか。人気作家が2回目会っただけの人にそんなことばらしてしまって大丈夫なのでしょうか!?

何か悩んでる?

2、3会話を交わしたところで、高槻泉が「なにか悩んでる?」「お姉さんが悩みを聞こうか?というか聞かせてくれ。」ときりだします。月山に話したのと同じ話をしたヒナミに高槻泉は「お兄ちゃんが好きなんだね、ヒナちゃんは。子供扱いしないで私が思ったこと正直に言うね。」と話しを始めていました。

そしてズバッと「ヒナちゃんには『なんにも出来ない』と思う』」と言い出します。14歳で愛されて保護されてきたはずのヒナミに、同じく”愛されたかった人”であるカネキを救えないではないかというのが高槻泉の意見らしいですが、初対面でサイン会という僅かな時間でそこまで分析し、たった2回目にあって悩みを一言聞いただけで、そこまでアドバイスをしてしまう高槻泉は何者なのかと思いました。

そこまで言うとヒナミに名刺を渡し、ヒナミの「なんでそんなにしてくれるんですか?」という言葉には「半分取材みたいなもんだから。どんなところにネタがあるかわからないからね。」とその場を後にしました。月山が戻ってきたのはその後なので、今回高槻泉と月山が顔を合わせることはありませんでした。

ところで、「高槻泉」ってそれでペンネームかと思っていましたが、ヒナミが受け取った名刺には「高槻 泉」と書いてありました。既に「高槻さん」とも呼んでましたし。意外な発見でした。

CCG

シーンは、CCGに移り、亜門 鋼太郎、法寺 項介、滝澤 政道、真戸 暁の喰種捜査官が重傷を負った篠原 幸紀捜査官の復帰や、名目は「単身捜査中」といいつつも行方が分からない鈴屋 什造捜査官の話題になっていました。

亜門と暁の会話のコンビネーションが今までとなんだか違うことに気付く法寺と政道でしたが、飲みの一件で少し打ちとけた感じなのでしょう。暁の亜門に対する表情も少し和らぎ、笑顔すら見せるようになっていました。

来客

昼ご飯も終え、捜査へ戻ろうとする亜門と暁はロビーの騒がしさに足を止めました。なんでも著名人の情報提供者が来ているそうです。しかも、こともあろうに先ほどヒナミと話していた高槻泉、彼女の持ってきた情報って一体何なのでしょうか!?

前回、喰種が身近にいないとヒデに話していただけに、ヒナミに何かを見いだしたのかもしれません。そもそも、ヒナミってCCGにマークされていて、張り紙までされていたのでとっくに気付いているのかもしれません。張り紙に名前まで載ってなかった様な気がしますが、笛口家の家族関係は割り出されていたので、CCGは「笛口 雛実」という名前も認識していたはずで、どこかで公開されていた可能性も高いです。

ただ、取材のために何かしらこじつけて、むしろ高槻泉の方が情報を聞き出そうとしている線も考えられるので、まだなんとも言えません。

今回の第114話は、週刊ヤングジャンプ No.11 – 2014/2/27号(2014年2月13日発売)に掲載されています。

にほんブログ村のランキングに参加中です。
楽しめましたら以下ポチッとお願いします(*^_^*) にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ

コメントをどうぞ