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東京喰種 第40話 [招待] の感想【東京喰種】


東京喰種、真戸・亜門とトーカ・カネキの戦いと心の葛藤するところから読み始めたせいか、最近の新展開は微妙・・・。物語のあらばかりが目立ちます。今回もいろいろ感じた矛盾を取り上げていきます。

うなされる程?

物語は、主人公のカネキ(元人間の喰種)が、喰種のレストランの一件が影響してうなされるシーンからスタート。先週の連載では、一緒に連れて来られた2人の人間が殺されるのを特に悔やむ様子もなく、自分がその場から逃げ出すために冷静沈着にタロ君と戦ってたカネキが、家で眠れず喰種が集う喫茶店「あんていく」の一室で眠ってしまっていたという・・。どうせ一人で泊まった様だし、自宅で寝るより喰種の喫茶店で眠る方がよっぽど怖いと思います。

ヒナミの鳥

鳥が頭に止まって目がさめたカネキ、その目の前には帽子やメガネ、カツラ、マスクで変装しているヒナミが鳥カゴをもって立っているという・・。喰種捜査官に狙われているのにあからさまに「怪しい者です」といわんばかりの変装で「あんていく」に出入りさせるなんてもっての他ですし、変装姿でカネキから「ヒナミちゃん?」と訪ねられ変装を脱ぐあたりから、帰ってきたばかりと予想できますが、真っ先に鳥カゴを空けたのでしょうか・・。

四方さんの言動

そもそも、カネキが喰種のレストランに行くきっかけは、四方さん(喰種)に紹介されたイトリ(喰種)という人物がけしかけたから。紹介しておいて「イトリの言うことをあまり真に受けるな」と後から言うのであれば、四方さん自体がイトリの言うことを真に受けるべきではなかったと思います。「大変だったな」と言ってるくらいなので概ね状況を把握している様ですし、助けに来ないのはひどい話しです。

喰種は命の価値に対して軽薄になりがち!?

カネキの話しを聞いて店長は「多くの喰種は自らヒトを手にかけ、その都度命と向き合っているから、自己防衛のために感情を殺して、そのため命の価値に対して軽薄になっている喰種が多い」のだとか。言っている意味がよくわかりません。おそらく人間が命の価値に対して軽薄なのは、自らが手を下さなくても食べるものが豊富にある(種類も量も調理方法も)からで、平和ボケ的な感じだと思います。一方、喰種は人間しか食べられない、調理もしないでそのまま食べる、ヘタレな喰種にはあんていくの救済措置もあるが基本的には漁場が割り当てられていて自分で狩るため、人間は食料でしかないはず。「釣った魚が怖い」的ななま易しいことを言ってられる様な種族ではないだろうに・・。それに感情を殺して生きている様な喰種がたくさん登場していた?20区はおとなしいって話しですが、それでも積極的な輩が多いように思えます。

月山があんていくの周りをかぎまわっている?

四方さんが言うには月山は今でも「今も店の周りをしつこくかぎ回ってる」ということですが、カネキがあんていくに泊まったのは喰種のレストランを脱出した晩というわけではないのか!?かぎ回っているというのはついさっきということなのかどうなのか・・・。

あんていくを訪れた貴未さん

ニシキ(喰種)の彼女の貴未(人間)が弱っていくニシキを心配してカネキを頼りあんていくにやってきました。ところで貴未さんってカネキがあんていくで働いているって知ってましたっけか・・・。ニシキに聞いたのかもしれませんが、そもそもカネキとニシキは大学で友人がらみで知りあった先輩後輩の関係、ニシキもカネキがあんていくで働いていることを知らない様に思えるのですがどうでしたっけか・・・。ところで、店長には頼れない様なそぶりのカネキが「知り合いに当たってみます」と発現していますが、この知りあいって誰なんでしょうね。

カネキが心の中で言っていた「見捨ててしまうのは簡単だけど・・・、貴未さんの気持ちが”本物”なのか僕は見てみたい・・・」という発現、冒頭で1人だけ助かったことを心底悔やみうなされたとは思えない思考です。

月山からの招待状

カネキと分かれたその直後、貴未さんは月山(喰種)にさらわれてしまいます。そしてカネキへディナーの招待状を充てています。月山がカネキを喰種のレストランに招待したのが(おそらく)昨晩、カネキが世に珍しい隻眼の喰種だと知り独り占めしようと考え、月山自らが救い出したものの弱ったカネキを独り占めせずに帰したすぐ翌晩にまた誘い出して食べようという考えって段取りも何もないのか!?まあ、ここは憶測なので実際はもっと月日が流れているのかもしれませんが、カネキがあんていくに連泊してるとも考えづらい。

次回、この誘いにカネキはどう応じるのだろうか。

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