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東京喰種 第143話(最終話) [研 ] の感想【東京喰種】


CCGの死神こと 有馬 貴将 の応援により20区「あんていく」周辺で繰り広げられた 隻眼の梟駆逐作戦はCCGの勝利で幕を閉じました。CCG側も喰種側も大量の死傷者を出したこの戦いは最後の区切りを迎えるのでした。・・・って最終回!?まさかの展開・・・。まだまだ謎はたくさん残された中で驚きです。いったいどのような結末となるのでしょうか!?

CCG

CCG側は多数の死者、そして主力では手や足を失った黒磐 巌 捜査官や、鈴屋 什造 捜査官はまだ軽傷な方で、篠原 幸紀 捜査官が植物状態となり、亜門 鋼太郎 捜査官や滝澤 政道 捜査官は死亡という結末でした。

五里 美郷 捜査官はCCG局内で取り乱し泣きわめき、真戸 暁 捜査官 は最初こそ冷静を装っていたものの、美郷の追求に「勘弁してくれないか・・・」と涙を流すのでした。

人の心を失っていた鈴屋 什造 捜査官も、篠原の戦いっぷりに、そして篠原を守れなかった悔しさに心を取り戻したのでした。

和修 & 貴将

CCGの総議長 和修 常吉と 局長 和修 吉時、有馬 貴将 は、隻眼の梟討伐戦こそCCGの勝利で終わったものの、肝心の「梟」を取り逃がしたことを問題とし、次の戦いへと視野を向けるのでした。

アオギリの樹 & 嘉納 明博

喰種集団「アオギリ」の幹部である タタラとエト、それに人間ながらも人の喰種化に取り組む嘉納医師は、タタラたちと謎の施設で研究を続ける話をしていました。嘉納は、カネキが予想外にも見事な個体に育ったことものの、有馬に殺されてしまったことを惜しみ、エトは「カネキくんはまた作ればいいよ」と慰めるのでした。

ピエロ

「ーで、カネキ様は結局どうなっちゃったの?」「店長助けに行って死んじゃった?」「え〜っ、ダサいですよ〜」「カネキ様がそんな終わり方するなんて」

そんな会話を楽しんでいるのはピエロ扮する喰種達でした。そこには喰種のレストランに居たピエロだけでなく、ニコ、イトリ、ロマ、ウタと意外なメンツでした。

「最後に笑うのは、ピエロだよ」とわいわい状況を楽しんでいる様でした。

霧島 董香 & 四方 蓮示

CCGの討伐戦により、喰種が営んでいた喫茶店と認知されたあんていくは、取り壊しが行われていました。それを目の当たりにしたヒロインのトーカこと霧島 董香は、カネキが「あんていく」に戻ってくるか迷っていたことを挙げ、「アイツの『居場所』がなくちゃ・・・」とつぶやきます。

そしていつかカネキは帰ってくるのだと、こころの中で言い聞かせるのでした。

残された数多き謎・・・

しかし、東京喰種はこれで最終回なんですね。まったく回収されなかった伏線や、登場するだけ登場させてまったく音沙汰なかったキャラ達・・・。なんなんでしょう。最終回では1コマずつなつかしキャラが出てきましたが別にしゃべるわけでも無く・・・。

カネキと亜門は人間と喰種の間をとりまとめるキーマンだったはずが、二人とも死んでしまうし・・・。ヒロインのトーカも物語の幕引きで後半で現れただけでまったく冴えた動きはなく・・・。トーカの弟の霧島 絢都くんなんてもはや何にも貢献していません・・・。

黒ラビットだって謎のままだし、神代 利世なんて最終回でて来ないし・・・。第2幕があるにしても、物語の核をなしていたキャラはみんな死んでしまったし、「東京喰種」の名とキャラを借りた全く新しいストーリーで始まるのでしょうか・・・。ドラゴンボールGTみたいな・・・

でもこのままでは、アレクサンダー先輩(テラフォーマーズ)に『これ、映画だったら観客総立ちで「金返せ!」コールよ?』って言われちゃうレベルだし・・・。

主人公のカネキが人間から喰種へと化し、人間と喰種との橋渡しをするんだと意気込んだものの、いったんは喰種の闇に引きずり込まれるも、仲間のおかげで人間の心を取り戻し、強さを身につけ、亜門 鋼太郎との因縁の対決をへて、ビンチを迎えるも永近 英良の命をもらって立ち上がり、店長を助けるべく進むなかで、強敵 有馬 貴将と対峙し・・・・・・と。

ここは何とか突破しなくてはいけないところなのに、あっさりと有馬に敗れ去るなんて・・・。しかも主人公なのに死んでしまうし・・・。

ピエロ集団なにもしてないし・・・。明日はそこ(イトリの経営するバー)に有馬送り込まれてアウトよ??最後に笑うのはCCG、有馬 貴将しかないでしょう・・・。実質たった一人で隻眼の梟も退け、ほぼ無傷で作戦区域の喰種を99%殲滅させたその力は脅威でしかないはず。

カネキと有馬が相打ちして、ピエロが笑うならわかるけど・・・

これまでの皆の決意はなんだったのでしょう・・・。特に永近 英良の犬死にっぷりはかわいそすぎます。挽回策があることを期待しましょう・・・・・・

今回の第143話(最終話)は、週刊ヤングジャンプ No.42 に掲載されています。

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