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東京喰種 第79話 [新光] の感想【東京喰種】


先週まででバトルロワイヤルは一段落。11区アオギリのアジトがCCGにより制圧されるという形で幕を閉じました。戦いを終え身を引いた喫茶店あんていくを中心とする喰種達は、アジトを見下ろせる高台で次なる展開へつながる語りを始めるのでした。

皆、日常へ

戦いに区切りをつけた喰種達は早くも元の生活を意識し始めていました。西尾 錦は大学生活や喫茶店あんていくの仕事を思い浮かべ、日常の大切さが身にしみるはずだとつぶやきます。

霧島 トーカは、ヤモリとの一件で髪の毛が真っ白になったカネキに「店で目立つから髪の色どーにかしなよ?」と言うも、カネキの答えは『僕は「あんていく」にはもどらないよ。やりたいことがあるんだ。そのために準備しなきゃ、僕自身ももっと力をつけて。調べることもたくさんある。僕には時間がない。』というものでした。

賛同者

万丈

カネキの言葉は、何故なのか?何をやりたいのか?僕には時間がないとはどういう事なのか?と真相は全く闇のままですが、今回の件で恩を感じた万丈が「盾でもパシリでも何でもいいから協力したい」と申し出ました。

万丈には護るべき部下がいるんですけどね・・。

月山

万丈に続けて、月山 習もカネキへ協力を申し出ます。「素晴らしいねその計画!」と切り出していますが、カネキは計画なんてこれっぽっちも語っていないですからね・・。月山は『ムッシュ、バンジョイが「盾」であれば、さしずめこの僕は「剣」。君の茨の道を切り拓くナイトとなろう。』と近づきます。

一転して冷酷な目を向けるカネキ、内心は別としても外面的には忠誠を示す月山に「月山さんが味方であれば心強いのも確かです。僕に手を貸してください。」と言うも「余計なマネをすれば殺しますので、よろしくお願いします。」と耳打ちしています。そういうのは「味方」と呼びません。。少なくともカネキから月山に対する感情は・・・

トーカ

続けて、協力を申し出ようと口を開いたトーカに対しては、間髪を入れず来年の受験に向けた受験勉強の話しやあんていくでトーカちゃんが淹れるの珈琲の話しでごまかし、サヨナラを告げます。

この世界は間違っている・・・・・

そんな中でカネキは、過去に戦ったCCGの亜門が言っていた「この世界は間違っている。歪めているのは・・・」という言葉を思い出していました。亜門のセリフでは「お前ら喰種だ!」と続けましたが、今のカネキが思う続きは「この世界に存在するものすべてだ」なのだそうです。

これって何かの答えにつながるのでしょうか・・・。喰種と人間の橋渡しをしたいという当時の願いをくむ考えなのでしょうか!?それとも喰種同士で手を組んで何か計画を達成しようという心境の変化が現れた答えなのでしょうか!?この作品の大きな謎が深まっていく様に感じました。

新たな伏線

芳村=梟!?

あんていくの店長である芳村さんに、怪我を心配する声をかけるイトリの1コマがありました。ここまでくると、ほぼ芳村店長=隻眼の喰種「梟」というのは確実でしょう。

そうすると、CCGの黒磐特等捜査官が言っていた、前に戦った梟より小柄な気がするというところや、前に戦ってから聞く話しでは対「梟」戦でけが人は出ても死者は出ず、それ以前の「梟」では死者が多数でて最も恐れられていたのとは打って変わっているというところに謎を感じます。

芳村店長が二代目「梟」だとして、問題が多き初代梟を討伐したのか二代目梟を受け継いだが何かのきっかけで心変わりしたのか・・・。まあ、「芳村=梟」も単なる想像なのですが。

トーカ・ARATA・HIKARI

最後の描写で、自宅で一人「かあさん…、とうさん…」と形見と思われる指輪を握りながらベッドで寂しげな想いをはせるトーカでしたが、その手の指輪には”ARATA”と”HIKARI”という文字が刻まれていました。トーカのお父さんとお母さんの名前でしょうか・・

“ARATA”というのが気になります。今回の梟戦でCCGの特等捜査官である黒磐や篠原らが身にまとった赫者のクインケが “アラタ” と呼ばれていましたが、もし一致すればトーカの父親(母親かも)は赫者だったという事になります。あの気の優しそうな喰種が!?という感じもしますが、このタイミングで出てくるだけに何か次の展開を暗示しているのでしょう。

謎があらたに出てきましたが、次号から新展開だそうで次は誰がメインで活躍するのか楽しみです。

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