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東京喰種 第57話 [逃奔] の感想【東京喰種】


純粋に東京喰種を楽しんでる方はご注意ください。常々粗を感じていて、感想もそれを疑問に感じて突っ込むことが多いです。興味を持ち毎週かかさず読んではいますが。

脱走計画実行

喰種の組織「アオギリ」に捕らわれたカネキでしたが、カネキを見つけた張本人の喰種「万丈」と共に脱出計画を企てます。そもそもカネキを探し出す時は仲間同士で簡単に外に出られたのですから、そういったチャンスを待てばいい様な気もしますが、幹部である「アヤト」、「ノロ」、「ヤモリ」、「ニコ」らが外出し、アジト内は「瓶兄弟」だけになったタイミングを見計らい脱出計画を実行に移しました。

隻眼の設定がまた変わった!?

隻眼と言えば、カネキが最初に片目だけ隻眼になった際には「気持ち悪い」「半端ヤロー」等と言っていたにも関わらず、実は隻眼っていうのは強いんだとウワサされる様になると、カネキは隻眼であると恐れられたり、「凶星」等と呼ばれ恐れられ、最近では隻眼がいるのかいないのかさえ分からないと言うところに隻眼のカネキが現れ、逃走している今では、平和ボケした逃走メンバーがカネキに「隻眼の”喰種”は俺たちと違って特別な力があるって聞いている。その隻眼のカネキさんが俺たちの見方をしてくれるなんて、俺たちに風が吹いているとしか思えないよ!」と前向き発言。いつのまにか隻眼は正義の使者にでもなったのか・・・

カネキが救えた人たちって全然いないし。それに、カネキに特別な力が備わっていたらいろいろとまずいでしょう。人間に喰種の臓器が移植されてどんどん隻眼が生まれそうだし。

逃げた後の事で盛り上がる喰種達

逃げつつも20区に逃げた後の事を語り合う喰種達。なにやら人間社会に溶け込む話しをしている様ですが、身を隠す相手は人間にではなく、アオギリにですからね・・・。警備員として公に働いたり、廃屋に潜もうが20区なんて近場にいる限りは、アオギリにすぐに捕まるでしょう。

アオギリの偵察に見つかる

途中まで逃げたところで、アオギリの喰種が目の前に現れて叫び声をあげました。それに気付いた瓶兄弟がものすごい勢いでカネキや万丈達の元に向かってきます。それ自体はいいのですが気になるのは偵察に見つかった時のセリフです。「何でこんなところに『アオギリ』の奴が!?」って、見張り役の瓶兄弟が見える位置なんだから、アオギリ喰種の1匹や2匹いたところで全く疑問ではないし、むしろ見張りの目が届く範囲で逃げた後の展望を語ってたのか!?という感じ。

そういえば、何でわざわざ幹部である瓶兄弟が見張りなんてやってるんでしょうね・・・。設定では多くの喰種を束ねるリーダーだった筈ですけど。。

身を呈して守る万丈

瓶兄弟に追いつかれて窮地に立たされたカネキ達でしたが、瓶の攻撃に対して万丈が身を呈して仲間達を守ります。万丈を残して逃げるメンバーが足を止めて言ったセリフ「万丈さんは・・・『赫子』なんか出せません。肉弾戦もゼンゼンだし、「平和大好き男」でそもそも戦い自体向いていない。唯一頑丈な事が取り柄。」ですが、ここでもまた疑問です。平和ボケ万丈がリーダーを張っていた11区って芳村や四方がしきる20区よりヌルイでしょう(以前は20区が一番ヌルイ様に言われていた)。アサギリは、赫子が出せない奴に「リゼ」か「リゼ持ち」を探させ様としていたのか??という疑問です。リゼの強さ、リゼ持ちは隻眼という情報を持っていながら何故万丈が抜擢されたのか・・・というところ。

次号、カネキと瓶兄弟の対決か!?

万丈にとどめをさそうとした瓶兄弟の間にカネキが割って入ったところで今回は終了しました。この流れだと次号は瓶兄弟(兄)とカネキの一騎打ちでしょうか。どんな戦いが繰り広げられるのか見物です。

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