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東京喰種 第44話 [受肉] の感想【東京喰種】


今回は、月山(喰種)が食事について語っています。内容自体はまたしても微妙です。

喰種の食事・・・

喰種にとってヒトの肉をと言ってはいるが・・

まず冒頭、「こちら(月山)もカネキくんの為(食べるため)に断食してきたんだ。いい加減に空腹なのさ」と言っちゃってます。喰種が空腹を感じると言うことは結構断食期間がながかったのではと思います。カネキ(主人公の喰種。元人間)と喰種のレストランでの一件があってからそこまで日が経ったはなしなのでしょうか。

また月山の言葉、「赫子(かぐね)がエンジンならヒトの肉はガソリン」と言ってますがこれが真実なら隠刃(クインケ)は成立しないし、仮に成立するとしたらガソリンを代替するエネルギーでクインケを振り回し、喰種相当の攻撃力を生み出す喰種捜査官もタロ君は喰種以上の能力を秘めていることになると思います。

月山の食事は良質なのか?

続けて月山は「僕のように良質な食事でメンテナンスしないと、すぐに錆びつき機能しない。お粗末な食事では相応の値からしか発揮できないものさ」と。”喰種はヒトの肉しか食べれません。”以上。と言いたいところですが、もう少しダメ出し。冒頭で言った「断食して空腹」と「メンテナンスしていないので錆びついています」というのは同じ意味でしょうし、今までの「美食家」の行動を見る限りでは「良質」より「珍味」を求めていると思います。そうでなければ毒ガスを吸わせたカネキ達(レストランに誘い込まれた3人)を食べようとか、マダムA(喰種)飼い人のタロ君を食べるのも面白いかもなんて言動にはなり得ません。

依子の手料理

ここまで聞いて「あいつの言う通り」と納得してしまったトーカ(喰種)ですが、「依子の手料理がここで効いてくるとはね・・・」と結論づけています。「確かに」と思ったのですが、物語の展開はズレて言って、トーカは「貴美さんを喰えれば・・・」と言っていることから、トーカは最近ヒトの肉を食べてなく依子の手料理から栄養をとっていたかの様です。実際のところ、喰種がヒト意外から栄養をとれないというのは喰種も認める事実だし、カネキもそれで苦しんできたのに、さりげなく設定が変わったりしているのでしょうか。

カネキの「角砂糖」で食事を済ませていたせいなのか・・と言っているのもその発言自体「良質な食事で」というくだりでは納得ですが、今まで角砂糖だけで赫子出して戦ってた気もしますし、第一空腹も限界で理性を失い、親友の永近を食べようとした時だって、赫子だしてニシキに瀕死の重症を負わせていたじゃないかと思います。

あれ・・・。今週の連載からそれますが、ニシキに瀕死の重傷を負わせたのはカネキ!?それが回復しないで困り果てて貴美さんがあんていくまで訪ねて来てカネキしか頼れる人がいないと言ったんでしたっけ?加害者しか頼れる人がいない!?

トーカ、カネキを一部喰べてフルパワー

物語の最後は、依子の手料理のせいにしたトーカが、カネキの提案でカネキの肉一部を喰ってフルパワー。やはり依子の手料理から栄養を摂取していたとでも言うのでしょうか。それにあんな一口でフルパワーがでるならメンテナンスフリーじゃない・・・。とにかく給油すれば問題ないみたいですね。

こんな運びをしてしまっては、今後カネキは不測の事態(喰種から襲われる、亜門が再びカネキの前に姿を現す等)に備えて、定期的にヒトの肉を食べていくということになりそうです。ますます人間と喰種との間に立つカネキの存在が微妙に思えてきました。

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