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テラフォーマーズ 第70話 [DEADLY ACTIVE 見えない死] の感想【テラフォーマーズ】


この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。仲間割れなど知らんとばかりにロシア・北欧第三班と中国・アジア第四班の戦いに割って入った無数のテラフォーマー達。再び人対ゴキブリの対決が幕を開けました。

イワン & 加奈子

イワンの任務

三条 加奈子のピンチに駆けつけたのはイワン・ペレペルキナでした。鬼蜻蜓の能力を持つテラフォーマーに飛び乗ったイワンは、幻覚を起こすチョウセンアサガオの能力で攻撃を仕掛けます。振り落とされるも攻撃は成功、そこへロシア・北欧第三班のシルヴェスター・アシモフが「イワンンンン!!!」と怒りをぶつけます。

イワンはそれに「分かってますッッ!!!」とそれに応じ、「オレの任務はッ…、”傷病人を保護し”ッ、”もしもの時はオレだけが逃げ延びる”事です!!!」と続けます。

これはどういう意味なのでしょう!?なぜイワンだけでも逃げ延びる必要がある!?チョウセンアサガオの能力がカギを握っているのか、ロシアがやりたかった研究にイワンが関係しているのか!?それはまだ分かりません…。

ただ、イワンが救助に入ったのは、加奈子が鬼蜻蜓テラフォーマーから逃げ延びる隙を作るための麻酔注入と、次にテラフォーマーの大群がアネックス1号を襲うであろう事態を想定し、その隙に自分だけでなく皆を逃がすための参戦でした。

VS テラフォーマー

地上は人類優勢

地に振り落とされたイワンに襲いかかるテラフォーマーの子供達でしたが、イワンの麻酔で簡単に退治、中国・アジア第四班の劉 翊武やジェットも能力を使って余裕で片を付けていました。

上空は無数のテラフォーマー

一方で、針尾雨燕の能力で上空を逃げる加奈子は、上空を取り囲む無数のテラフォーマーに苦戦していました。テラフォーマーの少ない低空を飛ぶも向かってくるテラフォーマー、恐れを知らずで次々と迫ってくるテラフォーマーをなぎ倒しつつ、加奈子は必死に逃げる道を探します。

アネックス1号陥落

アネックス1号を取り囲むテラフォーマー

上空を飛ぶ無数のテラフォーマーはアネックス1号本艦めがけ降下、アネックス1号は一気に黒色に包まれてしまいます。それを遠目に見つつイワンは「今すぐ逃げればオレだけじゃなく、もう数人オマケに逃げ延びられます。本艦はゴキブリには奪われますが、第四班には奪われません。」と、裏切り者の第四班に奪われるくらいならゴキブリに奪われた方がマシだという見解をしめします。

様子がおかしい

ところが、イワンやアシモフ、加奈子らは、ただならぬ異変に気づきます。アネックス1号本艦から次々とはがれ落ちていくテラフォーマーの姿…。

そこに現れたのはなんと紅ちゃんでした。全身を耐放射線スーツの様なものを身にまとった第四班と、上半身はだかでアネックス1号の頂上に立つ紅…。劉は得意げに「言っただろう…。『対人を想定している』と…。『勝てる』と…。」と言い、「どんなに『非人道的』でえも、アネックスは渡さん。」とも続けていました。

いったい何の能力だ!?

今後の展開は!?

ここで紅ちゃん登場とは全く予想外でした。第四班ってみんなかなり強そうですね。マーズ・ランキングを偽装してなかったら幹部以外も含めて上位を独占しそうな勢いです。

ところで紅ちゃんのM.O.手術ベースは何なのでしょうか!?放射線を発する生物路線で予想してみましたが、全くそんな生物は思いつきません。それよりもアネックス本艦内で「着替えるから覗かないで下さいね。」と念を押していたとは思えない程の手ブラっぷり…。次週、どう戦うのかが気になります。

今回の第70話は、週刊ヤングジャンプ No.47 11/7号(2013年10月24日発売)に掲載されています。

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