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極黒のブリュンヒルデ 第70話 [運命の悪戯] の感想


鎮死剤の開発に光が見えたものの、それは1ヶ月後…。みんなで最後の夏休みを過ごそうと決めた矢先、運命の悪戯が起りました。死まで僅か一週間、黒羽 寧子=クロネコ、村上 良太が疑うも確信を得られなかった事実がここにきて明らかになりました。

本当にクロネコだったのか!?

想い出が巡る

「本当にクロネコだったのか?」その事に気づいた良太の頭の中には、幼き日のずっとクロネコが好きだったという想い出が巡り始めました。クロネコが好きだったから良太自身も星を好きになったという事実、毎晩星を眺めているのが楽しくて仕方なかったという想い出。

そして…

ダムから転落する際、クロネコの手を引いてしまったがために2人で落下し、良太だけが助かったという悲しい過去…。

なのに… 生きていた…

良太のただならぬ様子に戸惑いの表情を浮かべる寧子、心のつっかえが解けたのか突然叫び声を上げ、泣き崩れる良太に「村上君!!どうしたの?村上君!!」とさらに戸惑う寧子…

同じく戸惑いの様子で良太を見る、佳奈と小鳥の姿もありました…。ただひとり真実を既に知っていたカズミを除いて…。

私…、何も覚えていないの…

でも運命は動かない…

落ち着きを取り戻した良太は、寧子と2人、天文台の外で話しをしていました。

良太が「間違いない。お前はおれの幼なじみのクロネコだ。」と言うも、寧子は「ごめんなさい…。私…、何も覚えていないの…。村上君の事…。」と申し訳なさそう。それでも良太は「そんなのいいんだ。おれが全部覚えているから。」と、再開できた事に比べればそんな事まったく気にもしないという様子でした。

でも…

次に良太の口をついたのは…

「おれは黒羽がただ生きていてくれるだけで…。それだけでいいんだ…。」という言葉…。言った瞬間、良太はハッとして絶ち尽くしてしまいます。それは黒羽も同じ……。

何か策はないのか!?

その後に良太が思った言葉「もう後はない。失う物もない。だったらもうひとつだけ出来ることがある。」…。これはどんな意味が込められているのでしょう。まさか、カズミが予想していた「良太が寧子=クロネコと死ったら、鎮死剤を奪ってでも寧子だけを生かすかもしれない」説を思いついたとも思えませんし。

いったい何を決意したと言うのでしょうか!?

みんな!逃げろ!!!

ヘリがこっちに!?

その時、遠くからヘリがこちらへ向かって飛んでくる事に気づきました。

それが追っ手だと気づいたのは、良太とカズミ。良太は「山へ逃げ込め!!夜なら見つかりにくい!!」と指示するも “パキン” という音と共に現れたのはSランクの魔法使い「ヴァルキュリア」こと 藤崎 真子でした。「ダメ。おとなしくここにいて。…動いたら殺す。」と釘をさします。

小鳥の「バババ、バケツ…、バケツを…」ってセリフなんでしょうね。何かの含みがなければ、取り乱して謎の言動をする小鳥っぽいといえば小鳥っぽい。誰も何も反応していないのは、もはや絶対絶命…。そんな余裕など一切ないという描写でしょうか。。

九 千怜

姿を現したのは…

時同じくして良太達の前に現れたのは、魔法使いを回収を目論む研究所ヴィンガルフの所長 九 千怜でした。その姿に固まる魔法使い達…。

九は静かに「ここにこれほど集まっていたとはな…。1107番は捕縛。残りはここでイジェクトし、ドラシルを回収する。」と宣言します。

突然の急展開にさすがの良太も打つ手無しか!?続きが気になります。。

次回の展開を大胆予想

※注意※ ここからは次話発売前の勝手な予想です

前回の予想は大外れ。記憶の中の 奈波が登場することもありませんでしたし、大学の研究室仲間である小五郎と九が接触することもありませんでした。

今号で、良太ら全員の前にヴァルキュリアと九が登場してしまったことから、ここは良太が思った「もう後はない。失う物もない。だったらもうひとつだけ出来ることがある。」という言葉に期待して予想する事にしました。

予想です。

カズミ「あんたか…九のおっさん。」、真子「千怜、もう1人足りないわ…」、良太「いちじく…?ちさと…!?」、九「お前が協力者という高校生か!?こんな事してただで済むと思うなよ。」、良太「お前、柱谷 小五郎って覚えているか?」九「ああ…。そんな奴いたな。」

…。ここまで。

無理やり予想してみましたが、ここから活路が見いだせません。ちょっとした世間話では隙を与えてくれそうな相手ではないし、寧子の破壊魔法が強力とはいってもヴァルキュリアが相手では…。

次号は休載・・。その次の週を楽しみに待つ事にしました。

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