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テラフォーマーズ 第64話 [MARS, DAY AT 19 APR. 4月19日 火星 昼] の感想【テラフォーマーズ】


この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。舞台は火星、地球といったりきたり。それぞれで各国の思惑がぶつかり合う壮大なストーリーです。前作までの巨大ゴキブリと戦うだけではない!

舞台は「地球」

火星開発に関する首脳会談の終了後

会議後の帰りの飛行機にてローマ首相と、秘書と思われる女性が会話をしていました。

秘書が日本の蛭間 一郎首相について「想定外の政治力」と言ったのに対して首相は「あんなものは政治力でも何でもないわ」と返しています。ただ、蛭間 一郎が会議の場で敵(中国)の出現を待ってから発言したことと、火星でも中国の裏切りがあろうことまで読んだ可能性については感心し、「送れるワケにはいかんな」と言っています。

ここでローマ首相が例えた油田の話しはおもしろいですね。

日本では首脳会談7日前

一転して会議の一週間前の出来事・・・

蛭間 七星と本多 晃が話すバー「海豹」がロシア人と思われる数人の男に襲われていました。

が・・・、外を護るボディーガード日向と染矢がいとも簡単に阻止。その実力を見せつけていました。無事に本多元博士の確保に成功した蛭間 七星は、兄であり日本国首相の蛭間 一郎に連絡し、会議の成功を願います。その会話の中で「兄ちゃんにどんだけ苦労かけたか・・・。あと何百回兄ちゃんに恩返しすればいいんだよ・・・。」と言う七星の言葉に返した一郎の言葉が印象的でした。「たまたま俺が先に生まれただけだ。そんなもんカウントすんな。」と。

蛭間 一郎…、顔に似合わず名カッコいいですね。

しかしこれの意味するところはロシアが会議前から既に本多 晃の存在をつかんでいたというわけで油断なりません。会議の場で蛭間 一郎側に即応でついたのはてっきり日本が根回しした為と思っていたのですが、日本も既にその事実を知っていたとなると、いったいどういうことなのか想像もつきません。

舞台は「火星」

もうひとりの裏切り者「ロシア」

中国の他に裏切り者がいました。アシモフ率いるロシア北欧第三班です。

第三班とU-NASAロシア支部による無線のやり取りによれば、プランδ移行後に早速降り立った火星のピラミッドで「何か」を発見した様です。第四班の裏切りを裏付ける証拠は見つけていたのは知っていますが、報告の内容からするとどうやらそれではない様です。

その報告時点で第三班が他の5班よりも優位に立った事を確認し合い、ミッシェル・K・デイヴスと膝丸 燈を誘拐しようと企てる中国に対し反旗を翻していました。

イワンの言葉は本心ですよね!?

その結果が日米合同班への合流とは・・・。もちろん日米合同班はその事をしらないでしょう。

三条 加奈子も感謝を述べてましたし、それに応じたイワンも「ワクチン開発で人類を救うのは当然の義務」と返していましたし…。まあ、イワンの言葉自体は嘘ではないと信じます。

中国 vs ロシア

第四班(中国)の裏切りにより犠牲者を伴った第三班(ロシア)の班長 シルヴェスター・アシモフは激怒「裏切り者どもにサインAだ!!!アネックスの研究設備を奪還する!!!」と宣言。

ついに第四班の班長 劉 翊武 と 第三班の班長 シルヴェスター・アシモフの一騎打ちが幕を開けました。M.O.手術能力では豹紋蛸 vs タスマニアン・キングクラブ 海洋生物の対決です。

最初に仕掛けたのはアシモフ。カニやエビを食べるという豹紋蛸の前に勝機はあるのか!?

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