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テラフォーマーズ 第60話 [THE LIFE FROM DEVILISH 悪魔生物] の感想【テラフォーマーズ】


この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。ついに火星での裏切り者「劉 翊武」との戦いが始まりました。単身乗り込んだ小町 小吉でしたが、隙をつかれ動きを封じられてしまいました。はたして勝負の行方は…

劉 翊武の能力/工作

恐るべき軟体動物

小町艦長の動きを封じた劉の能力は「豹紋蛸(ひょうもんだこ) 」、軟体動物で骨さえ不要なほどの全身筋肉と、甲殻にたよらない全てが再生可能な8本の触腕を持ち、強力な神経毒であるテトロドトキシンを有する脅威の能力でした。

何もかもを偽装

裏切り者の第四班は班長の劉でさえもマーズ・ランキングは第44位と定位でした。しかしそれは偽装…。経歴や M.O.手術 の手術ベースでさえも全てを偽装し隠していたのだそうです。「何だっけ?アナコンダとか言ったっけ僕…」というのは劉、この発言を聞く限り小町艦長は劉の手術ベースを「アナコンダ」と思い乗り込んだための失態だと考えられます。

ここで判明した恐ろしい事実は、第四班の隠された手術ベースは、”対人”を想定したものだという事です。

日米合同班動く

……俺に人質の価値は無い。

足を撃たれ動きを封じられた小町艦長は、「俺に人質の価値は無い」と口を開きます。劉がファースト、セカンドと呼ばれるミッシェル・K・デイヴスと膝丸 燈を捕らえることと、ゴキブリのサンプルも奪い取ろうと小町小吉自身を人質にしようと動いたことを言い当てていました。

あいつらは決して振り返らない

いくら小町小吉を人質にとりいたぶる声を聞かせたところで、ミッシェルは決して振り返らずやるべきことを遂行すると主張する小町艦長、劉も「……あんたがそう言うならそうなんだろう」と応じます。

この流れ…、ここで小町小吉の死亡フラグが立ったか!?という感じです。いや…まさか……。

裏切り者の中国・アジア第四班動く

人質の価値はないって…

小町艦長が「人質の価値は無い」と言った次の瞬間、小町小吉を襲ったのは爆 致嵐が固定砲台から放った無数の銃弾でした。それが描かれた1ページの大ゴマを見た時はドキッとしました。。

倒れ込む小吉を見てため息をついた劉は「……マジ、爆くん 判断早いよねー」と言うも、爆は「艦長が人質の価値は無いって…。それに艦長と話してる間にも目標逃げちゃいます。」と答えます。それには「…まぁねっ。確かにその通りだ。状況は大きく変わってない。」と判断する劉でした。

あんれぇ…?

もはや絶望的とも言える状況、そんな中で紅が少しおかしな言動を見せます。ぼーっとした表情で「…………」と沈黙していた彼女が、「…あれ、爆さん…何でわざわざ、あの固定砲台の方で撃ったんだろ…」と口を開きます。そして尚ぼーっとした表情で「っていうがー、あれ止まってる人も撃でるんだっけ…?あんれぇ…?」と首をかしげていました。

まさかの展開

いつからだ!?

「吸うなッ、”ガス兵器”だッ!!!」と叫ぶのは西でした。意識がうつろな紅にガスマスクをかぶせ抱えます。四班は全員がガスマスクを装着、その彼らが一斉に思ったのは「いつからだ!? いつからオレ達はー、 幻覚を見ていた!?」というものでした。そしてジェットが小町艦長の死体が無い事に気づきます。

ここまで読んで、いい意味でぞくっとしますね。幻覚(ゆめ) とは…。どこかで聞いた展開。ロシア・北欧第三班のイワンが思い出されます。ついに彼らも合流したという事でしょうか!?

この濃度…!

ガスによる攻撃を受け劉が思ったのは、どこからが幻覚だったかなどは問題ではなく、ガスの濃度から、「……完全に僕ら全員を殺す気で来ている」と…。

来ました!ロシア・北欧第三班!!

最後のページ、やはり期待は本物でした。

操っていると思われるテラフォーマーの背に座るイワンの姿、そして小町艦長を抱え地中からはい出す班員(名前はわかりません…)の姿が描かれていました。そしてイワンのマーズ・ランキングが10位ということも明らかになりました。あとは既出ですがM.O.手術のベースは植物型のチョウセンアサガオ。

「……なぁイワン、どんな幻覚(ゆめ) 見てると思う?」と言うセリフも第三班初陣の時と同様でカッコいいし、イワンが見せる冷酷な目もいいですね。彼もまたシーラの死を心から悼む1人のはず。次号はそれも絡めた展開を見せるのでしょうか。

次回の展開を大胆予想

※注意※ ここからは次話発売前の勝手な予想です

さて、前回から始めた大予想は恥ずかしいほど大外れ。それでも次号を予想します。

小町艦長が裏をかかれてしまったのも、全てが偽装だったからという事で納得。それはロシア・北欧第三班にとっても同じなので苦戦は強いられるでしょう…。ガスを吸いすぎた紅はここで死亡ですかね。。

この騒動を利用し、いったん距離をとる事に成功したミッシェルと燈、第四班はガスを放出するため対空シールドを解除、第三班との直接対決に入るも低ランカーは偽装かつ”対人”の能力であるため戦いは難航。

劉は小町艦長の能力オオスズメバチの毒が回り始め、奪い返された小町艦長の持つ解毒剤を目指して回り込む。小町艦長を抱えた班員を締めつけ噛みつき殺し、「薬を渡してもらおうか」と言ったところで、第三班のアシモフ登場でタイマンといったところでしょうか…。

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