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テラフォーマーズ 第34話 [HOLY BLOOD 悪魔の血脈] の感想【テラフォーマーズ】


さすがは宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位に輝いた作品です。今回もまさかの展開に言葉を失う程でした。

先週まででてっきりドイツ・南米第5班は、班長アドルフの活躍により群れのボスらしきテラフォーマー(火星のゴキブリ)を倒して窮地を乗り切ったものだと思っていました。そして当然話しは移り、今回は第6班のジョセフあたりか!?とばかり思い込んでいました。ところが、今回も第5班、しかもただならぬ展開でした。

訪れた静けさ。だがそれは一瞬…。

総攻撃再び

群れのボスらしきテラフォーマーを仕留めたためかは定かではありませんが、残ったテラフォーマー達の動きが止まりました。側撃電を受けて倒れたテラフォーマーの元へ別の一匹のテラフォーマーが歩み寄り、知ってか知らずか足で心臓マッサージの様な行動をとりました。

神憑った強運で意識を取り戻したテラフォーマーは再び、重火器による総攻撃に転じます。応じるアドルフですが、もはや立つのが限界。そんなアドルフをエヴァが身を呈して護ろうとします。その行動を見たアドルフは「動け…ッ!!動け…ッ!!!」と力を振り絞り、デンキウナギの能力で重火器の弾道を全て逸らすことに成功しました。

「もう嘘をつかないで生きよう」

力を振り絞り応戦するアドルフは「こいつらを護る!!」「ワクチンを作り!地球へッ」と強い想いを心の中で叫ぶ一方、「地球に還ったら…もう嘘をつかないで生きよう」という想いもあふれてきました。」ここに込められた想い、残念ながら読み解くことはできませんでした。話しが進めばわかるのか、過去の回を読み深めれば分かるのか…。ただ、作中に描かれているこの状況を知る由もなく地球で安らぎの一時を送っている奥さんの姿が可哀想でなりません。。

まだ終わらない…

今度こそ乗り切ったかと思いましたが、すぐ後ろから岩にひもをくくり二段構えで投擲(とうてき)による攻撃体制に入るテラフォーマー達を前に絶体絶命。アドルフはエヴァを抱きかかえ身を伏せます。エヴァが「えっ!?」と思うまもなく、テラフォーマーの放った岩は無残にもアドルフの頭、手、足を捕らえてしまった様です。

次号を予想

前回まででさすがマーズランキング2位のアドルフ、なんとか仲間を護ったとほっとしていただけに、まさかこんな展開が用意されているとは・・・。アドルフは仲間護ることと引き換えに命を落としてしまったのでしょうか!?いくら護ったといっても戦力を失った第5班はやはり全滅してしまうのでしょうか!?、第5班のM.O.手術に希少種が含まれているらしい(おそらくエヴァ)のでその何かしらの能力で脱出するのか、或いは動きが見えなかった第6班が窮地を既に脱出していて、ジョセフが応援に駆けつけるとか!?「お嬢さん、ここは危ないですよ。僕に任せて!」みたいな・・。

もはや予測不可能。

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