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東京喰種 第34話 [滑台] の感想【東京喰種】


喰種捜査官の真戸・亜門と喰種のトーカ・ヒナミ・リョーコの絡みに考えさせられ読み始めた東京喰種、ヒトと喰種という相いれない関係の2者をどう協調させていくかという方向性かと思いきや、新展開からはすっかり喰種寄りの話しにシフトしてしまった感じです。しかも次から次へと明るみになる事実や新たな問題提起と思いついたネタをどんどん詰め込んでいる様な印象を受けます。というように、今回も最近同様に連載を読んだ感想を書いていきます。

再びあらたな展開。ネタを詰め込みすぎてないか!?

BAR “Helter Skelter”

前回、道端でばったり出会ったカネキと四方。四方に誘われるまやってきたのがBARで、そこの女性経営者イトリ(喰種)とウタを含めた4人での語らいが今回の舞台。喰種がBAR経営なんて、そもそもコーヒーしか飲めない設定の喰種がBARなんて経営できるのか!?というのが1つ目の疑問。アルコールも飲めるのだろうか。

四方の用事は?

そもそも、四方とカネキが居合わせたのは偶然で、カネキの話しを「用があるからまた今度」と制していた四方だったはずが、3人とは少し離れた場所に立ち、たまに会話に参加する程度。もはや最初っからカネキが来る前提で話しが進んでいるのがもう1つの疑問。

隻眼の喰種!?

カネキが隻眼の喰種である話しから、もうひとりの隻眼の喰種の話しに移っていきます。隻眼の喰種は人間と喰種のハーフでとても僅かな可能性で誕生してくるらしいです。その理由としては、母親が人間だった場合は喰種の子供に必要な栄養が摂れず胎内で餓死してしまうそう、母親が喰種の場合は胎内の赤ちゃんを栄養と勘違いして吸収してしまうのがその理由らしいです。

喰種達の中では、この隻眼の喰種は都市伝説並に謎めいていて存在自体が謎らしい。それに噂になったのはかなり前らしく、ニシキ(大学生の喰種)くらいの若さでは知らない者も多いらしい。ただ、真戸(人間の喰種捜査官)は最後に「”隻眼”をこの手で葬るまでは死ねない。」と言っていたことから、真戸ははっきりと隻眼の喰種を見ていると想像できます。

リゼの最後には謎めいている件

カネキが喰種になるきっかけとなった工事現場事故、事故現場のビル上に人影を見たというのが謎の要因らしい。「カネキを使ってリゼをおびき出して鉄骨を落として殺害」というのがシナリオらしいのですが、無理がありますしカネキがそのネタに食いつく理由もわかりません。

確かなのは、カネキに近づいて来たのはリゼで、カネキとデートすることになったのは2人の意思、デート後に別れ際にカネキを(捕食のために)誘い出したのはリゼ、食事場所を決めてカネキに襲いかかったのもリゼ、カネキの動きを止めたのもリゼ、とどめを刺す際にカネキの近くまで歩みより話しかけたのもリゼ、それがすべて何者かの作戦でそこへあらかじめ積んでおいた鉄骨を落としてリゼを殺害したと!?

だいいち、「リゼが実は喰種でカネキは殺されかけたがリゼも死んでしまった。2人が担ぎ込まれた病院で臓器移植が行われた結果、カネキは喰種になってしまった。」これだけでカネキは混乱していただろうし、リゼが死んでしまった理由が事故だろうと他の喰種(あるいは喰種捜査官)であろうと混乱はしないでしょう。芳村さん(喫茶店あんていくの店長)が黙っているとしたらまた別の理由でしょう。

喰種のレストラン

最後に、イトリがリゼの件の情報と引き換えに喰種のレストランについて美食家の喰種(月山 習)から探ることを要求します。美食家につきまとわれていることを知っての要求なんですがここでも疑問が。

そもそも、美食家が近寄ってきたのはまさに今日。その帰り道にあんていくに寄ったところで四方に会い、そのままイトリと初対面。それまではあんていくで1回会っただけなのに「つきまとわれている」と何故わかるというところ。それに「喰種のレストラン」なるものが存在しているなら、美食家1人だけが利用しているわけじゃないだろうし、昨日今日に美食家の喰種を知ったカネキに探らせるよりは他の喰種から聞いた方がよっぽど情報は集まるはずでは?とも思います。

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