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カコとニセ探偵 第3話 [殺戮の屋敷] の感想


週刊ヤングジャンプ2015年1月22日号(通巻No.1711)に掲載の「カコとニセ探偵」第3話を読みました。第1話、第2話と読み進めて死者の霊が見える名探偵「六波羅 覚」と、怨霊を浄化する力を持つ憑依霊「カコ」のコンビが怪事件に挑む物語です。推理モノになるのか怨霊との対戦モノになるのか今のところ読めません。

六波羅とカコの日常

冒頭では自宅で生活する六波羅と憑依霊のカコとの掛け合いが描かれていました。「私のために何か食え」と求めるカコにカップラーメンをすする主人公の六波羅 覚。「そんなの何の栄養にもならないだろうが!」と生活能力の低さに突っ込むカコでした。そういうカコも六波羅から「テレビ観てるだけのヤツに言われたくないね。」と反撃されています。まあ、イケメン俳優の不倫騒動ニュースにの話題をとりあげ笑うカコは全く反省する様子もありませんが。

密室殺人

そんな中、水沢刑事からの呼び出しを受け向かった先はかなり年季の入った豪邸・・・。なんでも屋敷の主人である古溝茂政さん67歳が斧で殺害されたのだとか。六波羅にはその被害者の霊が見えていましたが、霊もだんまり・・・。どうやら本人も誰に殺害されたのかが分かっていない様でした。断崖にそびえ立つ屋敷内、唯一同じ屋敷に居た家政婦は老体より斧で殺す体力もなく「広義の意味で密室殺人なのよ」と見解を述べる水沢刑事でした。

40年前の連続殺人

この殺人事件、被害者が「40年前の連続殺人事件の真犯人に関して知っている事を話す。」と警察に通報したことがきっかけで、駆けつけた警察によって死体が発見された事が始まりでした。昭和49年10月6日、一晩の内に家族5人が殺害されたというこの事件、それが関係しているとは思えないが何かを伝えようとした被害者・・・。その真相を突き止めるべく水沢刑事は名探偵の六波羅に声をかけたと言うのです。

過去の被害者はシャンデリアの下敷きになったり、大腿部を後ろからナイフで刺された失血死、崖から突き落とされ海に転落、背後から斧で襲われ、食事用のナイフで刺され。唯一最後の殺人の目撃談から、その容疑者として逮捕されたは次女の淑子だったそうです。

子供の犯行

ここまでの話しを聞き、捜査資料の写真を見た六波羅は、この一連の犯行が子供の背丈でなし得る犯行だと推理しました。子供なんていなかったという水沢刑事に、「犯人はこいつだ。淑子の息子『基樹』当時10歳。前年の交通事故で死んだとされているやつだ。」と言い放ちます。それが今回の茂政氏殺害の犯人であると言う六波羅は、基樹のところへ案内すると歩み始めました。怨霊がらみの事件である可能性が高まってカコも嬉しそうです。

怨霊なのか生身なのか

ここで物語は次回へと持ち越しですが、今日まさに殺人事件が起こった現場で基樹の死体が発見されて目に見えない怨霊が犯人でしたで終わるのか、或いは水沢刑事が普通の人間ということもあり、成長した基樹が生き霊的なかたちで六波羅や水沢に刃を向けてくるのか・・・。展開の仕方に興味ありです。そういえば広義とはいえ密室殺人が起り犯人も不明な現場に女性刑事一人ってかなり危ない気がします。大丈夫なのでしょうか・・・。

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