PR
検索

【群青戦記】第130話 [奇策、講じる]読みました。戦国を生きる決意を感じます。


2016年6月2日発売の週刊ヤングジャンプ No.27に掲載の 群青戦記 第130話「奇策、講じる」を読みました。群青戦記は笹原 真樹先生の作品で、現代に生きる普通の高校生らが戦国時代にタイムスリップしたことから、戦国の乱世に行きつつ現代へ帰る事を模索していく漫画です。

時代と異なり、亡き徳川家康の跡を家康の意志に従い継ぐべく葛藤する現代の男子高校生「西野 葵」は、武田の軍勢を相手に奇策を講じるのでした。

冒頭画像は「群青戦記グンジョーセンキ 1 (ヤングジャンプコミックス)」のAmazon商品リンクです。今回活躍の西野が表紙を飾る単行本です。最近群青戦記が気になりだした方は、単行本をチェックすることをおすすめします。

甲斐を目指す徳川・織田の軍勢

西野が率いる徳川・織田の総勢8千の軍は甲斐を目指し武田の支城を超えにかかるのでした。しかし武田の支城や関所はおよそ50・・・。突破はそう簡単なわけもなく西野はある奇策を持って甲斐国を目指すのでした。

その奇策というのは、後の世を知る西野だからなせる技・・・。穴山 信君という武田の家臣が、武田勝頼との確執から後に徳川に内通し丈だけ滅亡の立役者となることを利用して、穴山と調略、その捕虜を演じ武田家自領へと連れて行かれることで無血敵中突破を図るというものでした。

なんだかややこしい話しですね。歴史に疎い(弱い)自分にはなんとも難しい話し。作中のどれが穴山 信君かもわからないですが、たぶん西野と対峙した6千の武田軍の先頭に立つ角付きの兜で髭の武将がそいつなのでしょう・・・

突破成功!

無傷ながらも傷ついた演出を施すのは、演劇部2年の染村 崑(そめむら こん)でした。彼の作った血糊で「傷ついた徳川軍」を演出したのでした。

皆が不安を抱く中、1つ目の武田の支城・・・。その大きさに緊張が走ります。一瞬ハッとする事態もありましたが、全員無事突破しました!

皆は西野の堂々たる立ち振る舞いに、更なる信頼を寄せるのでした。

仲間の一人がそんな西野を目の当たりにして「覚悟が−−−−、あいつを更に−−−−大きくした−−−−。」とコメントしている通り、昔の(未来の・・・)なよなよした西野なんて感じさせない程、戦国の世で鋭い眼差しを送る男に成長した姿がありました。

覚悟が足りない自分にとって、西野のこのたくましさは胸が痛いですね。そんな西野に負い目を感じつつ、彼らの活躍を見守りたいと思います。

にほんブログ村のランキングに参加中です。
楽しめましたら以下ポチッとお願いします(*^_^*) にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ

コメントをどうぞ