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東京喰種 第106話 [大赦] の感想【東京喰種】


嘉納医師を追い、時を同じくして嘉納邸へたどり着いたカネキ達喰種集団と篠原らのCCG、因縁の対決と言っていいのか、かつてまだカネキが人の道を踏み外していないときに対峙したCCG上等捜査官の亜門 鋼太郎との一戦が始まりました。

亜門 vs カネキ

亜門優勢!?

亜門 鋼太郎は上等捜査官に昇格したCCGのエースではあるものの生身の人間、一方のカネキは覚醒をとげ、喰種に成り下がり、伝説の隻眼の喰種であり、半赫者とまで上り詰めたぐーる界のエース的存在・・・。特等捜査官の篠原すら太刀打ちできなかっただけに、逆上して飛びかかった亜門に対しカネキの圧勝かと思いきや、序盤は亜門がしのぎ、語る余裕すら見せていました。

みなさん役立たず

実力の差からか徐々に押されていく亜門ですが、周りの捜査官達は勝負の行方を見守るほかありませんでした。「援護する」と申し出る真戸 暁に対して「手負いの助勢では足を引っ張る。真戸二等”待機”です。」と指示する上等捜査官・・・。「おまえは手負いじゃないんだから、偉そうなこと言って見守ってないで援護しに行けよ!」と思いました。

その時突然、数本の短剣がカネキに突き刺さりました。カネキに短剣を投げつけたのは、「な〜んか、ピンチです?」と現れた鈴屋 什造でした。物怖じして見守るしかない捜査官たちを前に「こんなにたくさんいて、皆さん役立たずですねえ」といい放ち亜門の助太刀に入ります。スカッとしますね。

什造のクインケ「13’s ジェイソン」がカネキをとらえ、反撃するカネキを亜門が押さえます。

葛藤

カネキ、かつての面影なし

しかし幼き頃を喰種に育てられた経験を持つ亜門は、かつての戦いで自分を逃がしてくれた眼帯の喰種(カネキのこと)を気にかけてきたのでした。しかし、まさかの篠原喰い、問いかけにも「わからない」とばかりで応じるそぶりすらないカネキに怒りを覚え、「ただの喰種でいいんだな?」と一喝。

喰種か人間か

その言葉が届き、「もう食べたくない」と腰を落とすカネキに亜門は強烈な一撃を浴びせ退けます。しかし、とどめを刺しにかかった什造を制止して「篠原特等の救助」を指示、カネキをわざと逃がした格好になりましたが、これでSS級とランクされたカネキを退けることに成功しました。

「カネキは人間だ」という道を残した伏線にも読めましたが、もはや「カネキは喰種。人間には戻れません。」というのは堅いでしょう。

また錯乱!?

そして最後に、カネキを探していた月山と万丈、あもんから逃げてきたカネキが出会いました。心配して歩み寄る万丈に対してなんとカネキは万丈の腹を貫く一撃・・・。もはやカネキの錯乱加減が異常なレベルになってきました。

予想できない展開・・・。

カネキは正気に戻ったわけではないのか・・・

亜門の問いかけに我を取り戻したみたいな展開でしたが、最後も最後、カネキチームが合流したところで万丈を殺そうとするほど錯乱しているという物語展開だけに、次回はカネキが大暴走するのか、再び我を取り戻すのか・・・。想像すらできません。今回の第106話は、週刊ヤングジャンプ No.1 1/1号(2013年12月5日発売) に掲載されています。

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