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【テラフォーマーズ】第171話 [PLANET THE SAVAGENESS 野望の大地]読みました。代理戦争終結!!


2016年1月28日発売の週刊ヤングジャンプ No.9に掲載の テラフォーマーズ 第171話「PLANET THE SAVAGENESS 野望の大地」を読みました。火星での戦いは終わり、生き残った面々はそれぞれ地球を目指すのでした。

各国の思惑に満ちた火星での代理戦争はいよいよ終結の時を迎えるのでした。

九頭龍艦内

凱将軍を筆頭とする中国・アジア第四班の生き残りメンバーは、戦略宇宙艦「九頭龍」で火星からの脱出を図っているのでした。その艦内で凱は「制空権を取られているというのに、あのまま戦闘になったらどうするつもりだったんだ!」と参った表情で説教を始めるのでした。

西はそんな説教などに耳を貸さず、「その前にシャワー借りていいですか将軍」とひと言。「ならん!!敗兵の入る風呂など無い!!」というも、「本土式のパワハラだ。」と言いその場で着替え始め、凱を困らせるのでした。

もっと凱将軍って威厳ある人かと思っていたので意外でした・・・

プランδ

凱将軍は、アネックス1号計画で行われた「プランδ」について、中国・ロシアが火星で単独行動をするために作った、戦術上はおかしなプランだったと言います。当時、膝丸燈が発見された関係で作戦開始を早める必要が生じた際、プランδの遂行が行き詰まりかけたのだといいます。

そこに、出資を申し出たのが、ローマ連邦の初代大統領であるルーク・スノーレソンだったそうで、ルークがジョセフ・G・ニュートンを幹部乗組員へと推薦してきたのでした。そこにはもう一つ、ドイツの手術リストの漏洩も一因としてありました。

そうしてジョセフは火星にてプランδに乗じて、エヴァ・フロストの能力「プラナリア」を奪うことに成功したのでした。ただ、膝丸 燈も殺すつもりだったジョセフですが、それは日本の苦し紛れの策・・・「ミッシェル・K・デイヴスと膝丸 燈を合同班にしてしまう」という策により阻まれてしまったのでした。

凱の分析

ヨーロッパ・アフリカ第六班のローマが、中国の提案したプランδに反対しなかったのは、ローマも火星で単独行動がとりたかったのだろうと分析します。ただ、ローマの連中の言動から、ミッシェルと燈を奪取することが目的ではなさそうな事が、謎なのだといいます。

また、アネックス1号が火星上空、着陸前にテラフォーマーの侵入を許した出来事について、その様な作成は中国にもロシアにも無く、おそらくローマが仕掛けたもであろうと分析していました。ローマは「テラフォーマー達に情報を与える事で何か大きな事に利用しようと考えている」のだと・・・

そして、火星で手を組んでいたはずの中国とロシアに仲違いさせたのもローマの仕業だと・・・

ローマっててっきり味方なのかと思ってました・・・。

ロシアが動く

シルヴェスター・アシモフの作戦通りにイワン・ザクリエフが帰還できそうであることを確認したロシア連邦大統領のブラデイミール・スマイルズは、迎え入れる準備を要請、「我が国が、”あの一族”を超える!」とジョセフの一族への敵意を示すのでした。

中国も動く

中国の国家主席である劉 就武も動き出しました。若干遅れを取った劉は「良い・・・決して謝るな。私が後で対応する」と電話口で誰かに伝え、「そのサンプル200体での研究を急ぐしかあるまい。我々はこんな所で立ち止まれはしないのだ。」と考えていました。

最後に劉 就武が言った「一応、血を半分分けた弟の悲願でもあるしな」というのは、中国・アジア第四班の班長「劉 翊武」のことですね。きっと・・・

代理戦争終結!!

全ての艦が火星を離れ、地球へと帰還を始めました。これで火星での代理戦争は終結したとのこと。

戻る地球には既にテラフォーマーが確認されていたり、各国の思惑が渦巻いており安全な地ではない状態・・・さて次はどのような展開になるのでしょうか・・・。地球帰還までの間に宇宙でまた何か一波乱あったりするのでしょうか!?

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