コミック読書レポート #こみれぽ

マイマイカブリの能力である強力な「酸」を持つだけでなく、武術を操り、銃も使いこなすテラフォーマーに苦戦していた膝丸 燈でしたが、アレクサンドル・アシモフが命と引き替えに燈へ届けることに成功した「対テラフォーマー振動式忍者刀『膝丸』」により形勢逆転、「膝丸神眼流」の一太刀により致命傷を与えることに成功しました。

ミッシェル・Ｋ・デイヴス

勝利こそ納めたもののかなりの重傷を負った燈は、それでも弾丸蟻の能力同士打ち合っているであろうテラフォーマーとミッシェル・Ｋ・デイヴスの元へと向かおうとします。その頃、ミッシェル・Ｋ・デイヴスは「撃沈」・・。弾丸蟻の能力を持つテラフォーマーの強力な一撃が、対峙するミッシェル・Ｋ・デイヴスの身を火星の大地に叩きつける形になっていました。

過去の記憶

あまりの強烈な打撃の前に、気を失ったミッシェルは走馬灯を見る様に過去の記憶がフラッシュバックされていました。ミッシェルが生まれ持つ謎の能力に初めて気付いた１１年前の２６０９年４月１９日、僅か１３歳にして「普通の人間の女の子としてはもう生きられない。」と悟った日の出来事。

その日より、ミッシェルは自分自身の能力を「呪わしい力」と思い続けるも、意を決してU-NASAの小町 小吉の元を訪れた彼女。そこで火星探索チームの一員となった２２歳の誕生日である２６１７年４月１９日の出来事。

火星探索チームの一員となったその足で向かった資料室で、「呪わしい力」と思っていた力が父から遺伝した力であること。それは決して遺伝するはずのない力だが、確かに遺伝し、ミッシェルを護り続けてくれていたのだと分かったこと・・・

立ち上がるミッシェル

大地に伏せて動かないミッシェルに対して、とどめの拳を振り下ろすテラフォーマーでしたが、正気に戻ったミッシェルが間一髪カウンターに転じます。「死ねねェ理由と、ここで私がお前と決着をつけなければならない理由」を見つけたというミッシェルは、上位ランカーの専用武器である対テラフォーマー起爆式単純加速装置「ミカエルズ・ハンマー」で勢いをつけ、今度は逆にテラフォーマーを火星の大地へと叩きつけます。

弾丸蟻

マーズ・ランキング

「さぁー、立て」と鬼のような形相で睨み付けるミッシェル、ついにマーズ・ランキングが５位と明かされた彼女、いよいよ次号で「弾丸蟻」能力者同士の戦いへと突入します。今回の第８１話は、週刊ヤングジャンプ No.8 – 2014/2/6号（2014年1月23日発売） に掲載されています。