テラフォーマーズ 第20話 [STRINGS 糸] の感想【テラフォーマーズ】
週間ヤングジャンプ44号に掲載の第20話 [STRINGS 糸] を読んでの感想です。
大蓑蛾
まずはアレックス
高速脱出機に上空から飛来したテラフォーマー(火星のゴキブリ)を迎え撃つはアレックス。「やりたくねえ〜」と心の中で叫びながらも仲間を守るため薬を打って迎え撃ちます。アレックスが何ベースの能力であるかは明かされていませんが、薬はアンプルの様なタイプで加えて口から摂取するタイプ。鳥の翼の様なものを備えていることが絵から読み取れます。
アレックスは、仲間にせまる状況から距離をとれずテラフォーマーの蹴りを腹部にもろに受けてしまいます。その隙になんとテラフォーマーが仲間を乗せた脱出機を横取りし運転して連れ去ろうとします。
湖に引きずり込まれるミッシェル
一方のミッシェルも、水場でテラフォーマーに引きずりこまれそうになっていました。不意をつかれたミッシェルは薬を打つ間もなく湖中へ、それを助けようと手を伸ばす膝丸 燈(ひざまる あかり)を蹴り離し、「バカ野郎っ!!お前の役目はあっちだろうが!!!」と叱り飛ばし仲間の護衛へと向かわせます。
ミッシェルが湖中へ引きずり込まれる最後に残した「それでいい、燈ーーー。お前は良い部下だ。」という言葉が妙に引っかかります。このマンガだと、前回地球で本多博士と蛭間七星が話していた「火星でカギを握っているのが、生まれ持って能力を持ったミッシェルと膝丸燈だ。」と言っていた矢先、膝丸が仲間を救って戻ってきたらミッシェルが変わりに・・・なんて展開も十分にあり得るので気が気でなりません。
テラフォーマーをアレックスと燈が追う!
膝丸 燈の大蓑蛾(おおみのが)の能力が発揮する強靭な糸、そしてメジャーリーガーを夢見るアレックスの精密な遠投で脱出機を奪い闘争するテラフォーマーを捕らえます。生活の全てを預ける日本の切れない糸、その強靭な糸を辿り膝丸 燈が飛びゆく脱出機の機上に降り立ちます。強靭な脚力を持つテラフォーマーと膝丸燈との戦いが今ここに幕を開けました。
ついにマーズランキングが6位であることが明かされた膝丸燈、どの様な戦いが繰り広げられるのか見物です。そしてアレックスは翼の様なもので燈の後を追って駆けつけるのか、湖に引きずり込まれたミッシェルの援護に向かうのか、そのあたりも全く読めません。