【キングダム】第456話 [副長の責任] 読みました。
週刊ヤングジャンプ No.2 に掲載の キングダム 第456話「副長の責任」を読みました。今回の題名になっている「副長」とは羌瘣副長のことではなく渕副長のことです。「人選はそれで間違っていないのか?」と問われる程、能力が平凡な彼が抜擢された訳とは・・・
もう失敗出来ない大役
川岸に陣取る敵に対し、2カ所の浅くなっている部分を進む信隊長と河了貂の2つの部隊は囮。敵を攻略する大役を受けたのは急流で深い部分をロープ一本で渡る渕副長の部隊でした。我路が「人選はそれで間違っていないのか?」と河了貂の策に疑問を呈すも、「これが正しい人選だ!」と譲らない河了貂でした。
では、渕副長の何を買っての大抜擢かというと、河了貂と信は口を揃えて「”責任感”だ」と言い放ちます。その言葉を受けた渕副長はその期待に応え、困難の末に渡河に成功するのでした。
渕副長は急流にのまれそうになりながら自らを奮い立たせた発言がとても印象的でした。
渕「信殿、あなたはアホそうに見えて・・・意外と策士だ。そんな目でそんな風に言われたら・・・、成し遂げぬわけにはいかぬじゃないですか!!」
「アホそう」ってところがうまく表現していて笑えます。
形勢逆転の兆し
囮となっている凹地を進む信の陣は、敵の矢が降り注ぎ限界も近い状態でした。「限界だ!一度下がるぞ、信」と言う我路、その言葉を受けても決して引こうとしない信。そんな窮地の中、敵の背から斬りかかる影がありました。
それは急流を渡りきり信隊長の元へ応援に駆けつけることに成功した渕副長達の部隊でした。
きっと渕副長の責任感に奮い立たされた仲間達も多くが急流を突破したことでしょう。これを契機に信達の部隊も向こう岸に上陸することが出来るハズ!ここからの爽快な大逆転に期待してます!!