コミック読書レポート #こみれぽ

秀知院学園（しゅうちいんがくえん）生徒会

会計の石上 優（いしがみ ゆう）と会計監査の伊井野 ミコ（いいの みこ）は恐ろしいほどの犬猿の仲･･･。

その仲の悪さに見かねた生徒会長の白銀 御行（しろがね みゆき）は、仲を取り持とうと、生徒会室で「石上×伊井野 なかよし大作戦！」が企画・実行したのでした。

画像はかぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～ ７巻の表紙を飾る伊井野 ミコ、こんな（見た目は）可愛い高１女子と大学サークルの飲み会の様な仲良し企画が勃発するのでした。（注：第９３話は７巻には含まれません。）

尋常じゃない仲の悪さ。

お互いどういう印象を抱いているかと言うと･･･。

• 石上 優
  「伊井野は風紀委員だし、真面目な分、僕みたいなの嫌いなんですよ。」
  「むしろ影ながらフォローしてやってるくらいですよ？」
• 伊井野 ミコ
  「藤原先輩は勿論の事･･････、四宮先輩も白銀会長も悪い人じゃなかったわ。終わってるのは石上だけ。」
  「こんなにフォローしてあげてるのに！」

この発言から石上は伊井野の事そんなに嫌いではないみたいですが、一方の伊井野はそうとう石上の事が嫌いな様です･･･。

石上×伊井野 なかよし大作戦！

石上、伊井野の前に「石上×伊井野 なかよし大作戦！」企画が発表されました。

企画の概要を聞いた二人は、「センスゼロ」、「最低な企画！」とさんざんな批判を始めます。

しかし、会長が企画したことを知った二人･･･。泣きそうな会長の手前、仕方なく企画に乗る事にしたのでした。

さて･･･その内容とは！？

ミッション１「褒めあってみよう！」

「まぁ結構あるよ。」という石上は、「真面目で勉強できるし。あとほら･･･、まっすぐな所かな。うん。」と続けます。好感を持っている素直な感情ですね。それに応じる形で伊井野も「じゃあ、私も素直に褒めます･･･」と始めたものの･･･

 

「どうしよう。何一つ思い浮かばない･･･」

 

いい感じに始まるのかと思われましたが、やはるそんなことはなく･･･

「観察力ねぇな、馬鹿女！！」「あんたに良いところが一個も無いのはあんたのせいでしょ！！」と言い争いに発展したのでした。

はやくも手のつけようがない状態へ･･･。

企画に暗雲が立ちこめる中、そのままミッション２へとなだれ込みます。

ミッション２「みみかき」

なんだこのミッション･･･。これはそうとうハードルが高い･･･。

太ももに石上の頭を乗せるのも、石上の太ももに頭を乗せるのも拒絶する伊井野。

最終的には自動車整備士がジャッキで車体を持ち上げて下から工具で作業するみたいな体勢での耳かきとなりました。

とってもシュールな表情の二人･･･。

そのままミッションは、ミッション３「あ～ん」する、ミッション４「お姫さまだっこ」、ミッション５「ポッキーゲーム」と進むも、お互い敵意むき出しの険悪ムード。

これには白銀会長も「万策尽きたよ。もー！！」と降伏状態、ショックから意識を失うほどの失策でした。

しかし石上･･･。伊井野は可愛いだけに、ひざまくらも、あ～んも、お姫さま抱っこも、ポッキーゲームまでもやっておいてイヤイヤだなんてもったいない。。

大仏 こばち の秘策

会長が意気消沈している隙に、伊井野 ミコの親友であるメガネっ娘の大仏 こばち（おさらぎ こばち）の「おふたりってお似合いだよね。好きな子についつい意地悪いっちうーって感じ？もう『嫌い』って言葉が照れ隠しにしか聞こえないよー」とけしかけ、表向きながらも仲良しさを引き出すことに成功したのでした。

そう･･･、見せかけの仲良しです。

意識を取り戻し表面しか見えない白銀会長は「えっ、めたゃめたゃ仲良くなってるじゃん！」と驚きの様子･･･。

恋愛頭脳戦の勝敗

本日の恋愛頭脳戦は、伊井野 ミコ取り扱い１０年のベテラン、大仏 こばちの勝利で幕を閉じたのでした。

私はこの勝敗には物言いつけますけどね。
今回は白銀 御行の完敗だと思います。大学オールラウンドサークルのデート会でもあるまいし･･･、名門校の生徒会の長が提案するような質ではないです。

この、「かぐや様は告らせたい」毎回話しの最後には恋愛頭脳戦の勝敗がつきます。「これは誰が勝ちだ、負けだ」と予想しながら読むのも面白いかもしれません。２０１８年４月現在、かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～（1巻）が４／１２迄の期間限定で１巻まるまる無料試し読みキャンペーン実施中です。残り数日。お見逃し無く！