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東京喰種:re 第1話 [骨] の感想


前作「東京喰種」からたった4週、暗礁に乗り上げていた全ての謎や使命をリセットして新連載「東京喰種:re」が始まりました。今度はどんな設定でどう物語を展開していくのか見物です。今回の第1話は、集英社刊の週刊ヤングジャンプ 46特大号(2014年10月30日号)に掲載された作品です。

CCG

物語は殺人事件現場での捜査、「トルソー」という名の喰種が犯行に及んだのだという断定した場面からスタートしました。東京の第1区にあるCCG本局、主人公と思われる佐々木 琲世が広報のポスター作りに協力するという形でCCGとはどんな組織であるかの解説が行われました。一見うまくまとめた様ですが、喰種に関する書き出しの部分がおかしいですね。喰種を立てる様な感じの書き方になってしまっています。CCGなら喰種はもっと悪の表現をすると思うのですが・・・

真戸 暁

佐々木が向かったのは上等捜査官である真戸 暁の元でした。彼女は前作で生き残った数少ない主要メンバーですね。24歳ということは前作からせいぜい2、3年くらいでしょうか・・・。物語自体の雰囲気というか世界観がガラッと変わりましたね。設定によると、真戸 暁は佐々木 琲世の上司で、佐々木は一等捜査官でありながら、局長より謎のクインクスなるメンバーを任され、CCGの死神とも呼ばれる「有馬 貴将を超える捜査官をつくれ」とお達しを受けたといいます。

・・・むちゃくちゃですね。

佐々木 琲世とクインクス

上司である真戸 暁に激励され、任務へと戻る琲世は、クインクスの六月 透から調査報告を受ける中で瓜江 久生 クインクス班班長と不知 吟士三等捜査官がトルソーという名の喰種の単独捜査にあたっているらしいと聞きます。

そうと知った琲世は、部下を危険から守る為に頭を下げてトルソーの捜査資料を入手しようとするも「頭を下げればどうにかなると思ってんのかよ・・・」とか「『まともな捜査官』でない人間・・・」とか言われたい放題。琲世やクインクスとはいったいどんな立場の捜査官達なのでしょうか・・・

トルソーを追って

トルソーを追って単独捜査をする瓜江はタクシーにあたりをつけての捜査を行っていました。「そろそろ資金が尽きる。いざとなれば捜査の名目で無賃乗車すればいいか」とぼやくあたり、これまでの捜査官と違わぬ横暴さでほっとします。乗り合わせたタクシーの運転手に「血の匂い」を感じたところで正体を現した喰種と戦闘開始。

喰種の武器である赫子に、CCGが誇る対喰種の武器クインケを破壊された瓜江でしたが、「練習」とばかりに本領発揮。喰種と同じく赫眼を発現し赫子の能力で喰種を倒すのでした。まあ、まだ未熟な様で、油断して反撃に遭いそうだったところを、駆けつけた琲世によって助けられたのですが・・・

小林と名乗りタクシーの運転手をしていたこの喰種は残念ながらトルソーではありませんでしたが、クインクスが喰種の力を組み込まれた実験体であることを示した一戦でした。

どういう設定??

これって前作「東京喰種」の主人公カネキと同じなんじゃ・・・。いわば隻眼の喰種がこんなにたくさん初回から登場してしまって大丈夫なのでしょうか・・・。それを率いる主人公らしき佐々木 琲世の存在も気になります。

メンバーが半分刷新され、喰種と人間という相容れない存在が共存できる方法を模索していた前作の設定も撤廃され、単に天敵どうしの戦いマンガになった感が否めませんが、いったいどの様な展開をみせてくれるのでしょうか。

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