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極黒のブリュンヒルデ 第74話 [魔女の正体] の感想


ヘクセンヤクトの参戦で辛くもヴィンガルフの九 千怜と魔法使いのヴァルキュリアこと藤崎 真子の手から逃れた良太たち。初菜の能力で村上 良太も助かり窮地を脱したかと思いきや、そんなわけなくもヘクセンヤクトに銃を突きつけられる良太達でした。

ヘクセンヤクト

魔女狩りの目的

何故、ヴィンガルフもヘクセンヤクトも執拗に魔法使いを殺そうとするのか、その理由をヘクセンヤクトが語り始めます。彼女らが最も恐れるドラシルの孵卵とは何なのかを…。

そもそもドラシルって?魔女って?

ドラシルとは魔女たちのハーネストに格納されている生命体を指すこと、魔女たちの意識は本来の脳にはなくドラシルに存在すること、魔女はもはや人間ではなく怪物、研究所に入る前の記憶すら与えられたものであると言い切ります。

反論するカズミにも確たる証拠を叩きつけるのでした。

反ヴィンガルフを掲げるレジスタンス

ドラシルがふらんした後の行く末までを知る彼女は、もとはヴィンガルフで働いていた研究員。他のヘクセンヤクト構成員も同様でした。彼女らはヴィンガルフの非人道的計画に気付き、それに対抗するために結成したレジスタンスだと言います。

この立ち位置だとヴィンガルフから魔女達よりも真っ先に消されそうな気もしますが…、魔法を無効化するイニシャライザー君のお陰でもっているのでしょうか!?ところで、ヴァルキュリアの魔法すら無効化するイニシャライザー君は、ドラシルが孵卵した後の能力には無力なのでしょうか…

村上 良太

良太の主張

それはさておき、良太がヘクセンヤクトに突っかかります。「ドラシルは一体いつ孵卵するのか?」と。「えっ?」と不意をつかれたような表情で答えるヘクセンヤクトの少女の答えに、良太は続けます。

「少なくとも九所長って奴に魔法使いを殺す理由を聞いた時には全くそんな話しをしていなかった。」と、失敗作を責任もって破棄するのみでドラシルの孵卵を理由には挙げていなかったことを主張します。

良太の怒り

いつ孵卵するか分からないが念のためと答えるに対して、「鎮死剤がなく一週間しか生きれない彼女らの命を奪おうとするのは、ヴィンガルフと全く同じだ。」と怒りをあらわにします。

想いは伝わった

ヘクセンヤクトの少女は九と違い人の心はある様ですね。口論の末に「今回は、あんたらに同情して見逃してあげる。」と折れました。「でも…、1107番の鷹鳥 小鳥だけは見逃すわけにはいかない。」と後を追っていきました。

その去り際、わらにもすがる思いで「あんた達のところに…、鎮死剤はないのか?」と問いかける良太でした。

黒羽 寧子、佳奈、カズミ、初菜

廃村で落ち合おう

驚愕の事実を知りショックを隠せない魔法使いの少女たちを「おれは絶対に希望を捨てない。だからお前達もあきらめないでくれ。」励ます良太。

ヘクセンヤクトから仕入れた「ハングアップしていればヴァルキュリアに探知されない。」という情報からハングアップした後に例の廃村で落ち合う約束をし、良太は天文台に残り初菜の回復をまってから合流する約束をして分かれました。

また新しい展開へ

悔やむ良太

初菜の回復を待っている間、「魔法使いの人格が本当にドラシルにあるなら、おれは今までに1人2人踏みつぶしてしまった…」と強く悔やむ良太、良太の記憶に埋め込まれた奈波にも繰り返し謝り続ける良太でした。

辛くも追っ手から逃れた良太達でしたが、鎮死剤がない状況は変わっていないので窮地に追い込まれているのも変わらず。。次週どの様に活路を見いだすのか気になります。この第74話は 週刊ヤングジャンプ No.43特大号 10/10号(2013年9月26日発売)に掲載されています。

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