コミック読書レポート #こみれぽ

ヤングジャンプ No.23(5/9発売) で私のベストは「キングダム」でした。

キングダム 第341話 秘密の露見

特大号は Myベスト を選ぶにも一苦労・・

今週のヤングジャンプ Myベスト はキングダムを選びましたが、他にも加藤 君也先生の新連載「トライＡンジェル」の第１話や、最近始まった 藤沢 とおる先生の「仮面ティーチャー ブラック」の第２話、森 恒二先生の「デストロイ and レボリューション」の第36話、森田 まさのり先生の「べしゃり暮らし」の第154話など、本サイトで感想がレギュラー化しているテラフォーマーズや東京喰種の他にも多数候補があがりました。

キングダムが最高でした

民兵を奮い立たせる大王

ろう城戦も５日目、体力が限界に達した民兵達は次々と倒れそのまま死に至程の極限状態となっていました。その最前線で戦う極限状態の民兵を奮い立たせるために最前線に降り立ったのは、なんと大王である 政（せい）でした。

自ら最前線に降り立ち民兵達に激を飛ばす政に民兵達は答えます。一方で飛信隊の信（しん）や、軍師の河了貂（かりょうてん）は政の身を案じます。

キンキラを狙え！

箝口令がしかれているため、政が大王であるということは敵にはバレてはいませんでした。しかし、派手な鎧に身をまとった若者が現れた途端、民兵達が勢いを取り戻したのは明らかであり狙いを定められます。

意図的に放たれたのか流れ矢が政の周りを襲い、その一瞬の隙をついて敵の曹隊長が政の元へと一気に間合いを詰めて切り掛かります。間一髪で攻撃をかわし逆に腕を取った政、次の攻撃に転じようとしたところに懐に飛び込まれ動きを封じられてしまいまいました。

もう一人間合いを詰めていた敵、番陸（ばんりく）の剣が大王「政」の首を捉えます。安否は不明、少なくとも首は取られていませんが政はその場に倒れ込みます。

これには民兵も「大王様ァァっ！！」と叫び声を上げてしまいます。

腕を切り落とされた曹は全てを悟り、番陸らに「キンキラの首をとれっ」と命じます。敵の刃が既に虫の息の政を襲います。もはや絶体絶命かと思ったところで飛信隊の信が合流し周囲の敵を電光石火の剣さばきて政を取り囲む敵を一掃します。

この展開にはゾクっときます。さすが信、頼れる男です。

しかし・・・政が深手を負っているのは確かで、地に崩れ落ちる大王「政」を救うもその安否は不明。ここで次号へと持ち越しです。政はいったん自らの剣で相手の剣を受けるも力負けした様な描写もあり、剣を首筋に受けたとはいえ血しぶきを上げるような出血ではないことから、かろうじて致命傷は免れたのではないかと予想していますが、場所が急所だけにかなり心配です。

次回いったいどうな展開が待っているのでしょうか・・