PR
検索

ヤングジャンプ No.5・6合併号(1/4発売) ベスト


ヤングジャンプ No.5・6合併号(1/4発売) で私のベストは「WxY + G(ダブリュー・エックス・ワイ・プラス・ジー) 」でした。

WxY(ダブリュー・エックス・ワイ・プラス・ジー)

第26話 特別編 新春! テラフォーマーズ大作戦

普段はエロマンガ家の生活を綴った作品ですが、今回は新春の特別編だそうで、同紙の超人気マンガ「テラフォーマーズ」にあやかった特別編です。普段の職場でいつものメンバーがいつも通りに仕事をする中に突如現れたG(ゴキブリ)を撃退しようとする様子にテラフォーマーズまがいのコマ割りや展開、セリフ回しをミックスした斬新な作品です。

作者のマドカマチコさんのセンスと技術、そしてかなりのテラフォーマーズ好きであることが見て取れます。

G出現

いつもの仕事風景。アシスタント達の目の前に1匹のゴキブリが現れるところからスタートです。この時点では(表紙を除いて)テラフォーマーズはいっさい感じさせません。アシスタントがGの出現に戸惑い大福を潰す&iPhone5を壊す事件からテラフォーマーズさながらの熱い闘志が湧き上がります。「たかが害虫の分際で!人間様を嘗めるなよ!」とどこかで聞いたようなセリフ(第14話での膝丸燈のセリフっぽい)が飛び出します。

うろたえる北海道民

WxYとしてのキレも健在です。「北海道出身だからゴキブリはダメ」というアシスタントに対して「出たよ。道民の常套句!」と罵倒します。そしてすぐさまテラフォーマーの設定を持ち出して「火星で生息できるもんが、北国の冬越せないわけないだろ!」と詰め寄るコラボとテンポは笑えます。

様々な武器

突如目の前に現れたGに対抗すべく「台所用洗剤」、「殺虫剤」、「スリッパ」とアシスタントが使う武器も様々です。

裕木 航平(ゆうき こうへい)始動!

ついに目の前に姿を現したG、その大きさに怯むメンバー断ちを背に自分がやるしかないと立ち上がるアシスタントの裕木 航平の姿。文具入れから取り出した2枚の羽根を頭につけ、「ここは俺が行く!」とGに立ち向かうための半ページ以上を使う大ゴマ。そこにもテラフォーマーズまがいの枠が設けられ、氏名と出身地、年齢、性別、身長、体重、A.S.技術(アシスタント技術の略。テラフォーマーズで言うM.O.手術の能力)が紹介されています。

そして裕木 航平が放った「どんだけデカかろうが虫ケラは虫ケラ! 2秒でケリつけてやるよ!」という言葉、テラフォーマーズの第21話で膝丸燈とミッシェル・K・デイヴスが放った「てめーは、2分以内に倒す!」というセリフを意識しているはずです。

明かされる若月 千早(わかつき ちはや)の能力

ここから何となくテラフォーマーズを感じさせる作品展開で、アシスタント若月 千早の能力が女特有の「口の悪さである!」と明かされ、その勢いのまま裕木航平は窮地に立たされます。そしてその能力でどんどん追いつめる若月 千早、トドメは「そんな事だから…」とためて次ページで「いつまでたっても彼女ができないんですよ!」との言葉に裕木航平は無残にも地に崩れ落ちます。

このノリも面白いですが、その進行の中で描かれたテラフォーマーズの第12話でエレナが殺された描写とのコラボと、さらに昔ミラクルジャンプで連載されていた頃の人類(バグズ2号の乗組員)がテラフォーマーを初めて目撃したシーンとのコラボが最高でした。

次号も続く!?

次号予告のところに「次号、後編!次なる犠牲者が…!?」とありました。これが本当だとすると次号もWxY必見ですね。次の犠牲者はもう1人のアシスタントかはたまた横田(よこだ)先生か!?

にほんブログ村のランキングに参加中です。
楽しめましたら以下ポチッとお願いします(*^_^*) にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ

コメントをどうぞ