東京喰種 第136話 [伏牢] の感想【東京喰種】
CCGによる20区の喫茶店「あんていく」における喰種『梟』駆逐作戦。宇井 郡 → 鈴屋 什造 → 黒磐 巌 → 篠原 幸紀 → 法寺 項介のCCG捜査官による連係プレーで目標の『梟』駆逐に成功したのでした。しかしほっとしたのもつかの間、より凶悪な香りのする喰種が空から飛来したのでした。
隻眼の梟
あっという間に、法寺と黒磐、篠原を散らしたその喰種に対峙する宇井捜査官。「・・・資料とだいぶ様子が違いますが、・・・隻眼の梟でお間違いないですよね・・・?」と目標が隻眼の梟であることを確認使用とします。あっという間に追い詰められるも、かろうじて時間稼ぎを行う宇井でした。
CCGが誇る対喰種様の武器「クインケ」を持つ捜査官達が「隻眼の梟」戦の応援へと向かう中、そんなCCG本部からの通達を無視し「私は・・・、ムカデと対峙し負傷した可能性のある亜門上等を捜索したくあります。」と申し出て走り去ったのは滝澤 政道 捜査官。誰も亜門 鋼太郎の負傷を見た者はいませんでしたが、真戸 暁 捜査官が予感し涙したことを受けての単独行動でした。
ムカデ
ムカデというのは、この物語の主人公で元人間の喰種である金木 研の赫子の形から呼称されたカネキの通称です。そのカネキですが、亜門 捜査官との一戦で大きなダメージを受け、地下に身を潜めつつも『梟』である芳村店長を加勢すべく歩むのでした。
痛みと闘う中でカネキは、これまで「大喰い」こと神代 利世と「ジェイソン」ことヤモリの力を喰うことで強くなってきたと思っていたのが幻想で、実は人間である金木 研自身が喰われていたんだと悟っていました。
何故に突然こんなことを悟りだしたのかはわかりませんが、とにかくそれで頭を抱えて悩み始めていました。
永近 英良
そんなカネキの元に旧友の「ヒデ」こと永近 英良が姿を現しました。突然のことに動揺するカネキに対してヒデは「(カネキが喰種のなっていることを)知ってた!」と笑顔で声をかけるのでした。
「逃げてくれ」と哀願するカネキをよそにヒデは「・・・オレは・・・お前を助けたい!」と申し出るのでした。
最後のコマは暗転して終わりました・・・。
この流れ・・・、ヒデはカネキに食べられてしまったとでもいうのでしょうか!?
今回の第136話は、週刊ヤングジャンプ No.34 に掲載されています。