東京喰種 第53話 [講義] の感想【東京喰種】
発見された遺体が喰種で、それを什造が殺ったものだと分かり、篠原さんが什造に対して「喰種対策法13条2項」を問います。その13条2項が何かというと「”喰種”に対し必要以上の痛みを与えることを禁ずる」だそう…。「相手が”喰種”だから」とかじゃなくて「人としてどうよ?」って話しだそう。なにそれ…。
人としてどうなの!?
ページ戻って篠原らのセリフ。「しかしこの遺体が”喰種”でよかったですよ。ヒトであればバラバラ殺人事件ですからね。」、「それじゃあ、後はウチらで(バラバラになった喰種の)始末しますので。」 「什造お前だろう?こっちは嫌というほど、君のやり方見てんのよ。」
そんな条項作っておいて、喰種の息がなくなった後はどう扱っても良いのか?というところと、什造がそういうやり方なのを知っておいて、しかもそれが喰種対策法に反していることを知っていて容認していたのか?というところ。
それに喰種捜査官の真戸さんが生前読み上げてましたが、「喰種対策法12条2項、”喰種”と判別された対象者に関して、あらゆる法はその個人を保護しない」という条項があるそう。保護はしないが、なぶり殺しはかわいそすぎるので一思いに殺してしまえって感じですかね。それこそヒトとしてどうなんでしょう。
赫子の特別講義
赫子について疑問を投げ掛ける什造に対して、篠原元教官が赫子の特別講義をしてくれました。赫子の正体、Rc細胞、羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫の特徴と優劣など、ためになる話しがいろいろ書いてありました。
興味深かったのは「何故”喰種”同士で優劣があるのか?」という質問に「簡単な事、『赫子』が縄張り争いで勝つための武器だからだよ」と回答しているところ。20区が変わらず平和なのは、芳村店長や四方さんが縄張り争いで勝ってるからなんでしょうか。