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単行本1巻 1st MISSION 既知との遭遇【テラフォーマーズ】


テラフォーマーズ単行本1巻「1st MISSION 既知との遭遇」のストーリーです。

西暦2599年 火星テラフォーミング大詰め

火星へ向かう各国の勇者達

宇宙食であるカイコガを囲いひとときの休息を満喫する宇宙飛行士たち。そこは火星へ向かう有人宇宙船「バグズ2号」の艦内だった。世界各国から集められた15名の勇者は「ある任務」を遂行するため火星へと向かっているのだった。

緑色の惑星「火星」と与えられた任務

テラフォーミングも大詰めを迎えた火星は緑色の惑星となっていた。「正確には緑と黒」と言うのは日本の秋田奈々緒(あきた ななお)、それを聞いて人一倍落胆しているのは同じく日本の小町小吉(こまち しょうきち)。それもそのはず「黒」が何を指してるかと言うと、日本人の多くが苦手なあの生物「ゴキブリ」。火星を暖めるために放たれた黒き生物ゴキブリの駆除も火星での重要な任務なのだった。

ワケアリの宇宙飛行士達

素性もろくに知れない若者たち

時を同じくして地球では、火星を目指すバグズ2号の乗組員達は正規の宇宙飛行士ではなく、15人もの素性もろくに知れない若者たちだということが語られていた。殺人犯や極度の貧困で苦しむ彼らが招集されたのだと言う。

施された「バグズ手術」

そんな彼ら15名が施されていたのは、未だ環境が完全に整っていない火星上で生身のまま長時間の活動を可能とする「バグズ手術」。その成功生存率は30%という、もはや「死ね」と言っているに等しい過酷な手術だった。

火星任務開始

ゴキブリ駆除開始

「バグズ手術」の隠された任務を知る由もない彼らは、ついに火星へと降り立つ。艦長であるアメリカの D.K.デイヴス が指示を出しゴキブリ駆除剤を散布後、数人で手分けして死骸の清掃作業へと取り掛かるが・・・

そこで彼らが見たものとは!?

清掃作業へ取り掛かった彼らが目にしたのはゴキブリの死骸ではなく二足歩行を行う謎の黒い生物だった。とっさに身を隠すタイのティンとロシアのマリアだったが、一方の小町小吉と秋田奈々緒は立ち尽くし気付かれてしまう。こちらへと向かってくる謎の黒い生物を前に小町小吉は会話を試みるが、その謎の黒い生物は突然襲いかかり秋田奈々緒の首をへし折ってしまうのだった。

ゴキブリかよ!?

謎の黒い生物を目の当たりにした宇宙飛行士達は、触角や尾葉や色などの特徴や到底宇宙人とは呼べない様な様相に、それらが駆除対象の「ゴキブリ」であることを悟る。「殺されてもいいように自分らが集められたのか!?」と戸惑う D.K.デイヴス艦長の問いに対し、地球からの答えは「それは違う」と言うものだった。

それは想定された悪いシナリオ。だが「バグズ手術」によりその任務を果たす力は既に授けてあるのだと。人間の叡知「バグズ手術」によって得た”特技”を使って”害虫の王”であるゴキブリを叩けと。

かくして、人間 vs ゴキブリ 火星での生死を懸けた過酷な任務が幕を開けた。

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