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CASE1 AKARI (テラフォーマーズ外伝)【テラフォーマーズ】


ミラクルジャンプ No.13 2013年 4/10号 [雑誌]

ミラクルジャンプ No.13 (2013.2.26発売) に掲載された作品です。

週刊ヤングジャンプ連載中の本編では、火星に降り立ったメンバーが火星のゴキブリ(テラフォーマー)と壮絶な死闘を繰り広げています。そのメンバーである日本の膝丸 燈が火星探索メンバーに加わるきっかけとなったのが、幼なじみである源 百合子との別れでした。

時は2616年、そんな運命など知る由もなく、児童養護施設で生活する2人の想い出話しが、テラフォーマーズ外伝として、週刊ヤングジャンプ増刊のミラクルジャンプにて綴られていました。

一時退院にはしゃぐ百合子

横浜スペースランド

一時退院を喜んだ百合子は燈を驚かそうと、突然燈のいる部屋を訪れます。その時燈は独りでちょっとした取り込み中。何とか場を取り繕った燈は、一時退院祝いということで横浜スペースランドへ遊びに行くことになりました。

アトラクションを楽しむ

幻やいわく付きのあり得ない設定のアトラクションや、あのダイオウグソクムシが来てるというおもしろ資料館を楽しむ2人でしたが、百合子は心臓の症状が出てしまいます。「疲れたか?」と優しく声をかける燈にうなずき、スペースランドを後にします。

実は・・・

一時退院とは言っても、その病の原因は全く不明、ただの転院の様なものだったのです。夜中に不安を感じ燈の部屋を訪れる百合子でした。「たぶん…これで最後だと思うから…」と自分の病状を悟る百合子に燈は「最後だなんて言うな」と勇気づけるのでした。

膝丸燈に目をつける U-NASA の艦長と副長

そんな燈に目をつけたのが U-NASA の小町艦長とミッシェル副長でした。燈の「能力」を知った小町艦長は「我々が彼を見つけ出すこと自体が大きな問題かも」と慎重な姿勢ですが、ミッシェルは「彼はきっと苦しんでいるから、会いに行こう」と背中を押します。

そしてとある闘技場の決勝戦へ舞台が移ろうかというところで外伝は終わりを迎えます。

この続きは TERRA FORMARS 2巻で

テラフォーマーズは1巻がバグズ2号計画で、2巻からはその20年後のアネックス1号計画とコミックス展開が少々特殊です。この外伝の位置づけとしてはアネックス1号計画に膝丸燈が直前、つまりは2巻の直前という位置づけになっています。

とは言っても外伝は本編に色付けして盛り上げるものなので、細部は本編と違っている様に思えます。この物語の前後関係が外伝が先なのか、本編の回想の方が先なのかいまいちはっきりしませんし、本編では膝丸 燈に会いに来たところでミッシェルが自分と同じ特性を持つことに驚きを示していたところ、U-NASA の病棟で出会った春風 桜人(はるかぜ さくらと)の病状に百合子を重ねて約束を交わすも、「来年の百合子の誕生日までに正しい手順を見つける」というわけではなく「すごく小さくて遠い希望だが、それに向き合える手順があるから、帰還を信じて待っていて欲しい」という内容でした。

本編は本編、外伝は外伝ということで、違った側面から物語を補完して深みを加えるのが正しい楽しみ方なのでしょう。次号のミラクルジャンプは2013年4月下旬に発売予定だそうで、少なくともそれまでなら今回の No.13 は入手可能だと思うので慌てず本屋でチェックしましょう。

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