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極黒のブリュンヒルデ 第83話 [暗闇] の感想


アニメ化企画進行中だそうです。さて、物語は鷹鳥 小鳥を奪還するため 九の隠れ家に潜入した黒羽 寧子、カズミ、初菜の魔法使い3人は地下深くで瀕死の少女を発見したところからスタートです。

その少女は・・・

一瞬は小鳥かと思った寧子でしたが、すぐに魔法使いでもない、ただの人間だということに気付きます。もう耳も目も利かない少女でしたが、寧子は「大丈夫、絶対助ける」と初菜にお願いしていました。

初菜が救うことが出来るのは1日に1人、もっと別の時に使うべきではないかと言いかけるも、寧子が命を選択できないことは分かっており、しぶしぶ助けることを了解します。しかしその直後、少女は爆発。そこに現れたヴァルキュリアこと藤崎 真子の仕業でした。

命の優劣・・・

「命は決して等価値じゃない。優劣があるのよ。千怜と一緒にいるとよくわかるようになるわ。」というヴァルキュリアでした。寧子だけは助けたいというヴァルキュリアの話しに耳を傾けるつもりもない寧子は、「小鳥ちゃんはどこ?」と詰め寄ります。

そんな寧子を気絶させると、「何なのあんた・・・?どうして寧子にだけこだわるの!?」と言う初菜に対して「そういえばあなた・・・、不死身なんだっけ。だったらもう・・・・・・、二度と生き返られないくらい粉々にしてあげる。」と、初菜を一瞬で粉砕してしまいました。「嘘や・・・、初菜・・・、初菜ー!!」と悲嘆にくれるカズミにも「あなた人の心配してる場合じゃないでしょ。どうして自分が殺されないと思うの?」と近づき、一瞬でカズミの首を吹き飛ばしてしまいました。

もはやヴァルキュリアの前に為す術なしです・・・。

寧子にこだわる理由・・・

気絶した寧子を連れ出そうとするヴァルキュリア、初菜の言葉を思い出していたヴァルキュリアは「どうして・・・、私が寧子にこだわるのかですって?」と質問に答える様に「妹を気にかけない・・・姉なんているものですか・・・。」とつぶやき、寧子を背負って暗い道を進んでいきました。

なるほど・・・、寧子とヴァルキュリアが似ているのも、何故寧子をかばっていたのかも、納得です。

九 千怜

ヴァルキュリアの前に現れたのは、ヴィンガルフの所長であり、ヴァルキュリアも信頼を寄せる九 千怜でした。「言ったはずだ。侵入者は全て殺せと。」と言った千怜は、ヴァルキュリアに寧子を殺す事を命令します。

困った表情を浮かべながらも、九の命令に逆らうことができないヴァルキュリアは、寧子をイジェクトするために、首の後ろにあるハーネストに手をかけます。「寧子・・・、ごめんね・・・。」とイジェクトしようとしたその瞬間、一人の男が飛び込み、九に蹴りを浴びせました。何事かと手を止めるヴァルキュリア。

生きる資格

「お前なんかに・・・、黒羽を殺させてたまるか!!生きる資格がないのは・・・、人の命を軽んじるお前の方だ!!」と飛び込んできた村上 良太、寧子に気絶させられたとは言え、これは大変だと気付くなりやってきたのでしょう。

しかし相手は九とヴァルキュリアです。高校生ひとり加わったところで何ができるのか。寧子を殺さずに済んだヴァルキュリアがどういう行動をみせるのかが物語のカギなのではないかと思います。橘 佳奈の予知も気になりますが、「良太も含めて全滅」を予知したわけでないことを願います・・・。

今回の第83話は、週刊ヤングジャンプ No.1 1/1号(2013年12月5日発売) に掲載されています。

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