コミック読書レポート #こみれぽ

ヤングジャンプ No.1(12/6発売) で私のベストは「あるみちゃんの学習帳」でした。

あるみちゃんの学習帳
第13話 みどうくんの受難…！

この物語は？

当サイトで始めて取り上げます「あるみちゃんの学習帳」。この作品は主人公の少女は実はお兄さんの手により開発されたロボットという設定。ロボットそのもは決して珍しくなくお掃除ロボやお手伝いロボ等、人間の生活にロボットが欠かせない時代設定になっています。

でも、あくまでも人間は人間、ロボットはロボット、ロボットの外観を人間に似せてはいけないという法律まで整備されています。あるみちゃんは？というと人間そのものの概観です。それに加えてお兄さんが作成した「心回路」なる人間の心を再現する回路が搭載されているものだから、全く人間同様（法律違反）です。あるみちゃん自身もお兄さんに知らされるまで、自分がロボットだということは思いもしていませんでしたし。

そんなあるみちゃんの人間としての学園生活を描いた平和な学園ストーリーです。両思いになった御堂君にさっそくロボバレして窮地に立たされてはいるんですけど・・・。

お兄さんの横暴っぷりが面白い

平和な学園ストーリーなのに何が面白いかというと、あるみちゃんのお兄さんの言動が面白いです。意地汚い発言や、自分の事をまるっきし棚に上げてののしる様、それでも憎めないキャラは必見です。御堂君の同居が決まったし、更なるお兄さんの無茶ぶりっぷりに期待です。