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【凛とチア】第1話「凛太郎と修斗」男子高校生がチアリーディングを目指す理由


男子高校生がチアリーディングを目指すという異色の新連載

2017年6月29日発売の週刊ヤングジャンプ No.31通巻 No.1831 にて、「凛とチア。」というタイトルの作品が新連載開始しました。女性のイメージがあるチアリーディングに男子高校生が望むというテーマが興味をそそります。

とある高校の入学式

新入生の男子が高らかと「チアリーディング部に入る」と部活勧誘の先輩達に告げるところから物語がスタートしました。

何故チアリーディング?

何故、この男子高校生はチアリーディングを目指しているのか・・・。それは幼き過去の話しに遡ります。それは幼き頃の切なき兄弟物語でした・・・

 

女々しい感じの兄「春野 修斗(はるの しゅうと)」、やんちゃ坊主な感じの弟「春野 凛太郎(はるの りんたろう)」

弟「凛太郎」が、「チアリーディング部に入る」と宣言した少年です。

凛の母親を笑顔にさせていたチアリーディング

修斗と凛太郎の母親はいつも暗い顔。修斗がお菓子を作っても、困惑の表情・・・。子供達の前で母親はあまり笑わない性格だったようです。若くして夫を亡くしてしまった影響なのでしょうか・・・

とある日、凛太郎が本棚にぶつかり散らばったアルバム。そこには満面の笑みを浮かべてチアリーディングする学生時代の母の写真が・・・。その姿にとても興味をひかれる弟の凛太郎でした。

 

いつも暗い顔の母を笑顔にさせる「チアリーディング」っていったい!?

凛の幼少期、お祭りで見た実業団のチアリーディングが運命を変えた!

修斗の提案で凛太郎は、元日本代表のチアリーディングチーム「ドロップス」の演技を二人で見に行くことになりました。なんでもお祭りにゲスト出演するのだそうです。

 

チアリーディングが始まりました。

なんとチアリーディングチームの中には男性が1人混ざっていました。

 

「チアって男もするの・・・?」とどよめく会場

でも・・・

 

男性の力による投げの高さ、力強い跳躍や転回、片手で女性を受け止める力技の数々。そして笑顔。男性がその存在感をアピールしていたのでした。

↓ マンガ本編とは関係ありませんが、男性が混ざったチアリーディング、迫力があります。2014年の関東チアリーディング選手権の日体大の演技です。

凛太郎を魅了したチアリーディングチーム「ドロップス」

母さんのを笑顔にしていたチアリーディングで再び母さんを笑顔にしたい。

 

凛太郎は男性チアリーダーに尊敬の眼差しを向け、兄の修斗と共に、チアリーディングを練習し、母を笑顔にすると誓ったのでした。

夏休みの特訓。修斗の事実。

母にチアリーディングを見せて笑顔にさせる。その目標は夏休み最終日。兄弟は練習に練習を重ねていよいよ夏休み最終日が明日と迫ったある日の出来事でした。

凛太郎は、修斗と修斗の友人黒田君との会話を聞いていてあることに気付いたのでした。

 

凛太郎は修斗に「にいちゃん・・・女になりたいの?」と。

 

凛太郎の問いに対して「昔からずっと、自分の性別にどこか違和感があってさ」と打ち明ける修斗でした。凛太郎の女々しい性格はその為だったのです・・・

 

いよいよチアリーディング本番。狂い出す生活・・・

母親を体育館へ呼び出した修斗と凛太郎、母親の前に姿を現したのは女性用ユニフォーム姿の凛太郎でした。

凛太郎が兄のかわいらしさをアピールする提案だったのですが・・・

これが完全に裏目に出ます。

 

「やめてえええっ!」と叫び取り乱す母親に、「笑顔を届けたくてチアリーディングをする」と告げる修斗だしたが完全に逆効果・・・

母親は、修斗の女趣味に気付いており、それを日々不安に思っていたのでした・・・

 

「お父さんの分まで立派に育てなきゃいけないのっ。母さんずっと不安なのっ。怖いの!・・・あなたがどんな大人になるのかー!」と積もり積もった不安を爆発させてしまうのでした。

追い詰められる兄の修斗・・・

そんな修斗の女装して母親を泣かせていた姿が目撃されSNSにアップされてしまうのでした。

学校ではいじめの的。いじめは弟の凛太郎にまで及びました。

自宅でも、「思春期で一時的なものだよね?」と問う母に修斗は「ごめんね母さん」と答えリビングを後にする一幕がありました。

 

そして夜、凛太郎に「凛ならこの先もきっと大丈夫・・・。母さんと二人で・・・・・・笑顔になれる日がきっと来る・・・」と言い残し、翌朝には荷物をまとめて家を出ていったのでした。

兄との別れ

大雨降る中、必至で兄を探す凛太郎、ついに駅で電車にのる修斗を見つけたものの、時既に遅し。凛太郎を残し、電車は無情にも出発してしまうのでした。

ホームで「にいちゃあああああん!!!」と叫ぶ凛太郎、電車内で修斗は「にいちゃんがいなければ・・・、誰も不幸にならない・・・、今のにいちゃんにできるのは・・・これしかないんだよ・・・」と涙ながら駅を発つのでした。

チアを続けると決意する凛太郎。これがチアへの原動力。

兄の「できることを・・・・・・するしかないよね・・・・・・」の言葉を思い出す凛太郎、

駅のホームにひとり取り残された凛太郎は、「かあさんのためだけじゃないー、にいちゃんの笑顔のために踊るっ!!」と宣言します。

「にいちゃんが見つけてくれるようなすっげーチアリーダーになって・・・、ぜったいににいちゃんに笑顔を届けるっ」と決意するのでした。

再び入学式

そして回想を終えて現代、高校の入学期。

「ばかじゃねこいつ」と笑う先輩の言葉に動じる様子もなく、「おれ、マジでやる気っす。まずは日本一」と笑顔で決意をあらわにするのでした。

今ここに、一人の男子高校生のチアリーディング人生が幕を開けました。

母親と修斗が心配(^_^;)

凛太郎の可憐な高校生活がスタートしたわけですが、母親の今が心配ですね(^_^;)

女々しくて将来が不安と心配している長男が失踪して数年。きっと未だに行方不明なのでしょうし、やんちゃで男っぽかった方の二男が、女っぽい容姿ではないものの、女子のイメージが強いチアリーディング部に入ると言い出したり・・・。

修斗も「男」よりも「女」の方が性格がしっくりくることが原因で、その強い意志から失踪してしまったので、再び凛太郎の前に現れたとき、どの様になっているのかがちょっと怖いです。

しばらく再会はないでしょうから、まずは母親ですね。

今後母親はどの様な、姿・心持ちで本編に登場してくるのでしょうか・・・。今は凛太郎の成長よりも、母親や修斗が気になってしかたありません。

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